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せっかく釣ったアオリイカ、どうせなら一番おいしい状態で食べたいですよね。そのために欠かせないのが、釣り場での「締め」と、帰宅後の「捌き」です。
今回捌くアオリイカの釣行は1kg釣行記でどうぞ。
どちらも、慣れれば簡単な作業。この記事では、釣り歴10年のシオカゼが、いつもやっている締め方・捌き方、そしておすすめの食べ方まで、初心者向けにまとめます。
アオリイカは「締めてから持ち帰る」のが基本
「締めると鮮度が保たれる」とよく言われます。正直にお話しすると、僕はアオリイカを締めずに持ち帰ったことが一度もないので、味の違いを自分の舌で比べたことはありません。
それでも釣り場で必ず締めるのは、
- 暴れて墨を吐くのを防げる
- 身が傷みにくい
- 持ち帰りがラクになる
といったメリットがあるから。難しくない一手間なので、習慣にしておいて損はありません。
締めに使う道具は「ハサミ」一本でOK
最初の頃は、専用の「イカ締めピック」を使っていました。
ピックの方がしっかり締められますが、今の僕はもっぱら釣り用のハサミ一本です。
こんな感じのハサミです。
ベルモント 一刀両断ハサミ MP-290(PEライン対応・楽天市場で見る)
PEラインも切れるタイプのハサミなら、締め・ライン処理・捌きの下準備までこれ1本。荷物が減って、釣り場でかなりラクになります。
クーラーボックスは、正直なんでもOK。近場の釣りなら発泡スチロールで十分です(沖磯など長時間の遠征をするなら、保冷力のあるクーラーがあると安心です)。
アオリイカの締め方|白くなれば成功の合図
締め方はとてもシンプル。ポイントは「2か所」入れることです。
① 胴側を締める|目と目の間より少し上(眉間のあたり=胴側)に、ハサミの刃先(またはピック)を入れます。成功すると、透明だった胴が一気に白っぽく変わります。
② ゲソ側を締める|続けて、目と目の間にもう一度入れます。(角度を変える)今度はゲソ(足)や頭の側が白くなればOKです。
この「色が白く変わる」のが、しっかり締まった合図。ハサミなら、眉間をカットするイメージで入れると一発で決まります。慣れると10秒ほどの作業です。
持ち帰りは「ジップロック」が正解
締めたら、アオリイカはジップロックなどの密閉袋に入れて持ち帰るのがおすすめです。
- 墨やニオイをシャットアウトできる
- クーラーの中が汚れない=帰宅後の洗い物がぐっと減る
氷を使うときは、袋越しに冷やすイメージで。直接氷に長時間あてると身が水っぽくなることがあるので、発泡スチロールに氷を入れ、袋に入れたイカを冷やす形が手軽です。
家での捌き方|刺身までの5ステップ
帰宅したら、いよいよ捌きです。アオリイカは構造がシンプルなので、初めてでも失敗しにくい食材です。
1. 軟骨を抜く|軟骨のある方に包丁で切れ目を入れて透明な軟骨(プラスチックのような芯)を引き抜きます。
2. 胴とゲソ(内臓)を外す|胴の中に指を入れ、内臓とゲソを胴からゆっくり引き抜きます。
内臓にイカ墨が付いていて破いてしまうとキッチン中が真っ黒になってしまうので内臓取り出し時にイカ墨は取り除くことをお勧めします。
3. 外の皮と薄皮をむく|手でエンペラ(耳)を外し、そこを起点に胴の皮をむきます。エンペラから外の皮を手で剥いていく。
まだ薄皮があるので水気を取りキッチンペーパーを使うと薄皮が気持ちよく綺麗にむけます。
4. 胴を洗って水気を拭く|胴を開いて軽く洗い、水気をしっかり拭き取ります。これで刺身用の準備は完了。
5. ゲソを処理する|ゲソは、目・くちばし(カラストンビ)・吸盤の硬い部分を取り除けば、加熱料理に使えます。
胴は刺身に、ゲソやエンペラは加熱料理に──と部位で使い分けるのがおすすめです。
シオカゼおすすめの食べ方|一杯で何通りも楽しむ
釣りたてを自分で締めて捌いたアオリイカは、本当に格別。一杯でいろんな料理が楽しめるのも魅力です。我が家の定番をご紹介します。
① 刺身|まずは王道の刺身。コリッとねっとりの食感は釣り人の特権です。醤油+卵の黄身でまったり、キムチと和えてもごはんが止まりません。
② イカ寿司(握り)|薄めにそぎ切りにしてシャリにのせれば、回らないお寿司の完成。甘みが引き立ちます。
③ 唐揚げ|下味をつけて揚げれば、外はサクッ・中はぷりっ。子どもにも大人気の一品です。
④ 天ぷら|衣はサクッと軽く。塩でも天つゆでも。大根おろしを添えてさっぱりと。
⑤ 醤油バター炒め|ゲソやエンペラ(耳)の消費に最高。バター醤油の香りでビールが止まりません。
⑥ 一夜干し|少し干すだけで旨みがぎゅっと凝縮。炙ると最高のおつまみになります。
まとめ|締めと捌きで、釣果はもっとおいしくなる
アオリイカは、
- 釣り場でハサミ一本で「締める」(胴側→ゲソ側、白くなればOK)
- ジップロックで「持ち帰る」
- 家でシンプルに「捌く」
この3ステップさえ押さえれば、誰でもおいしく食べられます。自分で釣って、締めて、捌いた一杯の味は格別ですよ。
釣り方から知りたい方は、エギング入門の記事もあわせてどうぞ。次のエギングが、もっと楽しみになります。


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