こんにちは、シオカゼです。
リールは、釣り道具の中でいちばんの精密機械です。でも、難しいメンテナンスは要りません。「釣行後に真水で塩を洗い流す」——まずはこれだけで、リールの寿命は大きく変わります。
この記事では、僕が毎回やっているシンプルなメンテナンスと、やらかした失敗談、そして買い替えのサインを紹介します。
なぜメンテナンスが必要?|敵は「塩」

海釣りのリールの敵は、とにかく塩です。潮しぶきや海水がついたまま放置すると、塩が結晶になって内部に入り込み、回転がシャリシャリと重くなる「塩噛み」を起こします。錆の原因にもなります。
高いリールも安いリールも、塩には勝てません。逆に言えば、塩さえ落とせば、安いリールでも長く使えます。
僕がやっている釣行後のメンテナンス
- ① 帰宅したら、まず釣り道具を洗う(後回しにすると面倒になるので最優先)
- ② リールはドラグを締めてから、シャワーの真水でやさしく洗い流す(水圧をかけすぎない)
- ③ 水気をタオルで拭いて、日陰で完全に乾かす
- ④ 乾いたらドラグを緩めて保管
- ⑤月1回くらいでオイルを塗る
ポイントは2つ。ドラグを締めてから洗うこと(内部への浸水を防ぐため)と、お湯ではなく水で洗うこと(お湯は内部のグリスを流してしまいます)。時間にして数分。この習慣だけで十分です。
失敗談|地面への直置きでスプールに傷→高切れ

メンテナンス以前の話ですが、僕の痛い失敗を。磯でリールを地面に直置きしたら、スプール(糸を巻く部分)が岩で傷つき、そこを通るラインが傷んで高切れするようになってしまいました。ヤスリで補修を試みましたが、あまりよくない…。
スプールの縁はラインが常に触れる場所なので、小さな傷が命取りです。リールを地面に直接置かない。これはメンテナンス以上に大事な習慣です(高切れ対策はライントラブル対策にまとめています)。
買い替えのサイン|「塩噛みが自力で直らなくなったら」
どんなに大事に使っても、リールには寿命が来ます。僕の判断基準はシンプルで、塩噛みのシャリシャリ感が、洗っても直らなくなったら買い替えのサイン。内部まで塩や錆が進行している状態です。
本格的な分解清掃はメーカーのオーバーホールに出す手もありますが、中級機までなら「買い替えた方が早くて安い」ことも多いのが正直なところです(リール選びはエギングリールのおすすめでどうぞ)。
やってはいけないこと
- 海水がついたまま数日放置(塩噛み一直線です)
- お湯で洗う(グリスが流れます)
- 水没させてジャブジャブ洗う(防水機種以外は内部浸水のリスク)
- 注油のしすぎ(余分な油はホコリを呼びます。基本は洗って乾かすだけでOK)
月1回やると差がつく「ちょい足しメンテ」
毎回の水洗いに加えて、月1回だけやると調子が長持ちするのが「注油」です。といっても難しくありません。オイルを差すのは、ラインローラー(糸が通る滑車部分)とハンドルの付け根に1滴ずつ。ベールの可動部が渋くなった時も1滴。これだけです。
逆に、リール内部のギアまわりは素人が開けない方が無難です。内部のグリスアップまで必要になったら、メーカーのオーバーホールに出すか、買い替えを検討するタイミングだと思ってください。
リールメンテのよくある質問(Q&A)
Q. 毎回洗うのが正直面倒です…。
A. 分かります。最低ラインは「濡れタオルで拭くだけでもやる」こと。一番ダメなのは、海水がついたまま数日放置することです。ちなみに僕は「帰宅したらまず道具を洗う。魚はその間クーラーで待たせる」という順番をルーティンにしたら続くようになりました。
Q. ドラグ部分も洗っていいですか?
A. ドラグノブをしっかり締めてから、表面をさっと流す程度にしてください。ドラグ内部に水が入ると、滑りが不安定になります。洗った後にドラグを緩めて保管するのは、内部のバネを休ませるためです。
Q. 淡水(川・池)で使った時も洗うべき?
A. 塩がないぶん深刻度は下がりますが、砂や泥は入ります。軽く流して乾かす習慣はつけておいて損はありません。
Q. メンテしていれば何年くらい使えますか?
A. 使用頻度によりますが、僕のエギングリールは古いモデルながら「毎回洗う」だけで、もう5年くらい経ちますが今も現役です。逆にメンテなしだと、ワンシーズンで塩噛みが始まることも。寿命は値段より習慣で決まる、というのが実感です。
Q. 洗い忘れて数日経ってしまいました…。
A. 今からでも洗いましょう。ぬるすぎないシャワーで丁寧に流し、ハンドルを回して違和感がないか確認を。シャリシャリ感が出ていたら要注意ですが、軽度なら洗浄と乾燥で回復することもあります。諦めるのはまだ早いです。
まとめ
- メンテの基本は「ドラグを締めて真水で洗い、乾かす」だけ
- リールは地面に直置きしない(スプール傷=高切れの元)
- 塩噛みが直らなくなったら買い替えのサイン
道具を長持ちさせるのも、釣りの腕のうち。帰宅後の数分を習慣にして、相棒と長く付き合ってください。
それでは、よい釣りを。シオカゼでした🎣



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