※本記事にはアフィリエイト広告(楽天アフィリエイト・A8.net等)を含みます。
こんにちは、シオカゼです。
これまでシーバスやショアジギングの記事で、何度も「タモ網(ランディングネット)は必携」と書いてきました。この記事では、その理由と、タモ選びの基準をまとめます。
結論から言うと、タモは「釣果と道具を守る保険」。大物が掛かってから後悔する前に、最初に用意しておくべき道具です。
「柄・網・ジョイントを別々に選ぶのが面倒」という方は、最初からセットになったものが手っ取り早いです。
柄・網・ジョイントが最初から揃うセット。1つ買えばそのまま釣り場で使えます。まず1本目におすすめです。
▶ 同じ3点セットをナチュラムで見る![]()
楽天と同じ値段(記事作成時点)。釣具専門店で買いたい方はこちらでも。
なぜタモが必要なのか|3つの理由
① 魚をバラさないため|せっかく掛けた良型を、抜き上げの瞬間に落とす——これほど悔しいことはありません。水面まで寄せた魚を確実に獲るのがタモです。
② ロッドを折らないため|魚を竿の力だけで抜き上げると、ロッドに一番負荷のかかる角度になり、破損の原因になります。タモを使えばロッドへの負担はほぼゼロです。
③ 安全のため|堤防は水面まで数メートルあることが多く、身を乗り出しての抜き上げは落水のリスクがあります。タモがあれば、安全な姿勢のまま取り込めます。
僕がアオリイカのキロアップを獲ったときも、最後はタモにすっぽり収まってくれました(その釣行記はこちら)。あの重さを抜き上げていたら、たぶんバラしていたと思います。
タモ選びの基準|見るのは4つだけ
① 長さ|釣り場の高さに合わせる(堤防は5m前後が目安)
一番大事なのが柄(シャフト)の長さです。基準は「よく行く釣り場の、水面までの高さ+余裕」。一般的な堤防なら5m前後あれば大半をカバーできます。高い堤防なら6m、テトラや低い場所メインなら4mでも足ります。迷ったら長めを選ぶのが失敗しないコツです(長い分には困りません)。
安さ重視なら。6mと長めなので、高い地磯や堤防でも足りないことがありません。
僕が実際に使っている柄がこれ(ダイワの5m)。頭(ネット)を付け替えて、狙う魚に合わせて使い分けています。軽くて扱いやすく、堤防でも地磯でも活躍してくれています。
「マルチランディングポール」と「ランディングポールII」の違い
ダイワには名前の似た柄が2つあります。この記事にも両方出てくるので、違いを書いておきます。
| マルチランディングポール | ランディングポールII | |
|---|---|---|
| カーボン含有率 | 95%以上 | 50%前後 |
| 重さ・張り | 軽くて、たわみにくい | やや重く、たわみやすい |
| 発売 | 2024年の新シリーズ | 従来からの定番 |
いちばん効いてくるのがカーボンの含有率です。カーボンが多いほど軽くて硬くなります。
タモの柄は、魚をすくう瞬間に5m先に魚の重さがかかる道具です。ここでシャフトがぐにゃりとたわむと、狙った場所にネットを持っていけません。マルチのほうが張りがあって、思ったとおりに動かせます。
とはいえ、ランディングポールIIでも普通に魚は獲れます。長く使う予定で、大きめの魚も視野に入れているならマルチ。まず1本目を試したいならIIでも困りません。
ちなみに僕が今使っているのは5mですが、次に買うなら6mにするつもりです。
上の「長さ」のところで書いたとおり、長い分には困りません。逆に高い堤防や地磯で「あと少しで届かない」となるのが、いちばん悔しい瞬間です。1m長いだけで、行ける場所がぐっと増えます。
▶ ワンタッチランガンネット L(ベイシックジャパン)を楽天市場で見る/Amazonで見る/Yahoo!で見る![]()
そして、僕が普段いちばん使っているのがこのタモです。ネット・ジョイントが最初から一体になっていて、軽くてランガン(歩き回る釣り)に最高。2千円台と安いのも助かります。ただし大きい魚には向きませんので、良型狙いの日は大きめのネットを付け替えて持って行きます。
もう少し安く一式を揃えたいなら
こちらは僕は使っていませんが、シャフト・アルミ枠・ネット・ジョイントに加えてタモホルダー(柄に引っ掛けるパーツ)まで入ってこの価格です。ホルダーは地味に大事で、これがないとタモを持ち歩くのが本当に面倒になります。「まず一式を安く揃えたい」なら候補に入ると思います。
② 枠(フレーム)のサイズ|45〜60cmが標準
網の枠は45〜60cmが標準です。アジやアオリイカ中心なら45cm、シーバスや青物も視野に入れるなら55〜60cmと、狙う魚に合わせて選びます。
③ ジョイント(折りたたみ金具)|あると圧倒的に便利
枠と柄の間に折りたたみ式のジョイントを挟むと、タモをコンパクトに背負って持ち運べます。ランガンする釣りでは、これがあるかないかで機動力が全然違います。後付けもできるパーツです。
▶ ダイワ FLジョイント2 を楽天市場で見る/Amazonで見る/Yahoo!で見る![]()
僕も使っています。これを挟むだけで、タモを折りたたんで背負えるようになります。
④ 網の素材|ラバーコートがおすすめ
網は、ナイロンよりラバーコーティングされたものがおすすめ。魚のヌメリや匂いが付きにくく、ルアーの針が絡みにくいので、取り込み後の時間ロスが減ります。魚へのダメージも少なく、リリース前提の釣りにも向いています。
▶ ダイワ ランディングネットFL2 40RC(ラバーコート)を楽天市場で見る/Amazonで見る/Yahoo!で見る![]()
ラバーコートは、ルアーの針が引っかかったときに外すのが本当に楽です。時間ロスが減ります。
エギングだけなら「ギャフ」という選択肢もあります
ここまでタモの話をしてきましたが、狙いがアオリイカだけなら、話が変わります。
イカを取り込む道具としてギャフがあります。先端に掛け針が付いていて、イカに引っ掛けて持ち上げる道具です。
僕は「1本の柄に、先端を付け替えて」使っています
使っているのはこれです。第一精工のキングギャフを、ダイワのタモ柄に付けています。
ここがいちばん伝えたいところなのですが、ギャフとタモは、どちらか一方を選ぶものではありません。
柄(シャフト)は共通で、先端だけ差し替えられます。タモ枠を外して、代わりにギャフを付けるだけです。
だから「今日はエギングだからギャフ」「今日は何が来るか分からないからタモ枠」と、その日の狙いで付け替えられます。荷物は増えません。
すでにタモ柄を持っているなら、買い足すのは先端だけで済みます。ここが安く上がる理由です。
ギャフが楽なところ
- すくう動作が要らない|イカは魚のように暴れないので、掛けて持ち上げるだけで終わります
- 片手で扱える|ロッドを持ったまま作業できます
- 枠がないぶん軽い|長く伸ばしても手元が重くなりません
⚠️ ただし、決定的な弱点があります
ギャフはイカに針を刺します。だからリリースできません。
掛けた時点で持ち帰る前提になります。小さいイカを逃がしたいときには使えません。
それとイカ用です。青物やマダイが来る可能性がある釣り場なら、タモ枠を付けていったほうが安全です。
どう選ぶか|僕は4つを使い分けています
結局のところ、1つに決める必要はありません。行く場所とその日の狙いで、先端を替えています。
| 行く場所・その日の狙い | 持っていくもの |
|---|---|
| 沖磯 | 大型のタモ |
| 堤防など|魚もイカも狙う日 | コンパクトなタモ |
| エギングだけの日 | イカギャフ |
| 冬の大型青物狙い | 1本物のギャフ |
沖磯は大型のタモです。足場が高く、大きい魚が来る可能性もあるので、ここは長さと枠の大きさを優先します。
堤防などで「魚もイカもどっちも狙う」日は、コンパクトなタモにしています。何が来ても対応できて、持ち運びも楽だからです。
エギングだけと決めた日は、ギャフ。いちばん身軽になります。
そして冬に大型の青物を狙う日は、1本物のギャフに替えます。網に入らないサイズが来ることを想定した先端です。
イカギャフも、1本物のギャフも、同じタモ柄に付け替えて使っています。柄は1本あれば足ります。
1本物のギャフというのは、こういう形のものです。イカ用より針が大きく、太い魚体を掛けられるようになっています。
⚠️ こちらも刺す道具なのでリリースできません。持ち帰ると決めた魚にだけ使うものです。
この3つを分けておくと、「重いから持っていかない」が無くなります。タモを持っていかなかった日に限って大物が来る、というのは釣り人あるあるです。
これから一式そろえる人は、まずコンパクトなタモから始めるのがいいと思います。いちばん出番が多く、外しにくい1本です。
タモ入れのコツ|「頭から」が鉄則
タモは買って終わりではなく、使い方にもコツがあります。
- 魚は頭からすくう:魚は前にしか進めません。尻尾から追うと逃げられます。ヒレが引っ掛かり入らない(汗)って事もないです
- タモを動かして追い回さない:水中でタモを構えて待ち、魚を誘導して「入ってもらう」イメージ
- 波のタイミングに合わせる:波が持ち上げた瞬間にすくうと楽です
意外な活躍シーン|子どもとの釣りでも
タモは魚の取り込み以外でも活躍します。我が家では、堤防のそばを泳いできたワタリガニをタモですくって、家族みんなで観察したのがいい思い出です(その話はこちら)。落とした帽子や道具を拾うのにも使えます。1本あると、釣り場での「もしも」に幅広く対応できるんです。
タモ網のよくある質問(Q&A)
Q. 値段はどのくらいを見ておけばいいですか?
これは実際にやらかしました。地磯でチヌを2匹掛けて、どちらも足元まで寄せたのに、タモがなくて2匹とも逃しました。「今日は小さい魚しか釣れないだろう」という油断が原因です(その日の釣行記はこちら)。
A. 枠と柄のセットで数千円台からあります。最初は高級品でなくてOK。「持っていること」自体に価値がある道具なので、まず1本用意して、こだわりが出てきたら買い替えれば十分です。
Q. イカ専用のギャフとどちらがいいですか?
A. エギング専門ならギャフ(引っ掛けて取り込む道具)もコンパクトで人気です。ただ、魚もイカも両方獲れる汎用性ではタモが上。1本目はタモをおすすめします。
Q. 使った後の手入れは必要ですか?
A. 網とジョイント部を真水で洗って乾かすだけでOKです。塩を放置するとジョイントの動きが渋くなったり、金属部が錆びたりします。リールと同じで「使ったら真水」が長持ちの秘訣です(リールのメンテナンスはこちら)。
Q. 携行が面倒で置いていきがちです…。
A. 分かります(笑)。だからこそジョイント+背負えるベルトやホルダーが大事なんです。「持って行きやすいタモ」に整えることが、結局いちばんの後悔防止になります。
まとめ
- タモは魚・ロッド・自分の安全を守る「保険」。大物を狙うなら必携
- 長さは釣り場の高さ+余裕(堤防は5m前後)。迷ったら長め
- 枠は45〜60cm、ジョイント付き、網はラバーコートがおすすめ
- タモ入れは「頭から」「追わずに待つ」
「タモを買った直後に限って大物が来ない」なんて言いますが、備えあれば憂いなし。最初の良型との出会いに、ぜひ間に合わせてください。
それでは、よい釣りを。シオカゼでした🎣
長崎で釣りを始める方へ
道具のそろえ方から釣り場選び、魚種別の始め方まで、順番に読める入口ページをまとめています。これから始める方はこちらからどうぞ。






コメント