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こんにちは、シオカゼです。
いつもは海に立っている僕ですが、先日、親友と2人でブラックバスを釣りに行ってきました。とある野池です。
結果は44cmが1匹だけ。数だけ見れば渋い1日です。それでも帰り道は「めちゃくちゃ楽しかったな」で終わりました。この記事では、その1匹が出たパターンと、ベイトリールに振り回された半日を、正直に書きます。

結論|1匹でも大満足だった理由
先に結論から。この日が良かった理由は3つです。
- 44cmという「記憶に残るサイズ」が1匹出た
- 釣れない時間もキャスト練習で楽しめた
- 親友と喋りながらリフレッシュできた
海のルアー釣りだと、釣れない時間はどうしても「無」になりがちです。でもバス釣りは、目の前のピンポイントを狙って投げる遊びが成立します。釣れなくても、投げているだけで上達している。この感覚が想像以上に良かった。
釣れたのは「ゴミだまり」のフォール中
その1匹が出たのは、枯れ葉が吹き溜まっているところでした。いわゆるゴミだまりです。
枯れ葉や枝が水面に溜まっている場所は、上から見ると単なるゴミですが、魚目線では日陰になり、身を隠せて、小さな生き物も集まる一等地です。海で言えば、テトラの隙間や敷石まわりを狙う感覚に近いと思います。
そのゴミだまりのキワにキャストして、フォール(沈めている最中)で持っていかれました。巻いている最中ではなく、落としている途中です。
これはロックフィッシュを狙うときと同じで、「落ちていくもの」に反応する魚は多いということなんだと思います。バスも根魚も、上から落ちてくるエサを待っているという点では同じなのかもしれません。
この日のタックル|バスにも根魚にも使う組み合わせ
ここが個人的に一番面白かったところです。この日のタックルはこの5点です。派手なものは何もありません。
- ロッド:アブガルシア クロスフィールド XRFC-702M
- リール:テイルウォークのベイトリール
- ライン:フロロカーボン
- ジグヘッド:オーナー カルティバ 静ヘッド
- ワーム:エコギア グラスミノーL(カラーは北陸クリアホロ)
ロッドはエギングと同じクロスフィールドシリーズ
ロッドはアブガルシアのクロスフィールド。僕がエギングで使っているパックロッドも、同じクロスフィールドシリーズ(XRFS-835M-MB)です。今回使ったのは、そのベイトモデルのほうです。
名前のとおり「いろんなフィールドを横断する」コンセプトのシリーズで、海のライトゲームから淡水のバスまで幅広くカバーしています。1本でいろいろやりたい人には、本当にありがたい存在です。
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グラスミノーLは、バスにも根魚にも使える万能なシャッドテールワームです。テールがパタパタと動いて小魚を演出してくれるので、「小魚を食べている魚」ならだいたい反応してくれます。僕はロックフィッシュでも同じものを使っています。
この2つはロックフィッシュの始め方でも紹介している、僕の定番の組み合わせです。1つ持っておけば魚種を選ばず使えるのが、この手のワームの強みだと思います。
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ベイトリールの洗礼|バックラッシュだらけの前半戦
この日、久しぶりにベイトリールを使いました。ラインはフロロカーボンです。そして案の定、バックラッシュの連続でした。
バックラッシュとは、キャストしたときにスプール(糸を巻く部分)の回転にラインの放出が追いつかず、リールの中で糸が鳥の巣のようにぐちゃぐちゃになるトラブルのことです。
前半はもう、投げるたびにこれ。ほどいている時間のほうが長いんじゃないか、という状態でした。ちょうどライントラブル対策の記事を書いたばかりだったので、自分で書いたことを自分で実演する羽目になったわけです。恥ずかしい限りです(笑)。
そしてこの日、親友が着ていたTシャツの背中には、大きく「BACKLASH」とプリントされています。ご丁寧に、ベイトリールの図解と「バックラッシュの防ぎ方」まで英語で書いてあります。
デザインして作ったオリジナルTシャツです。

糸をほどきながら顔を上げると、目の前にその背中がある。完全に伏線でした。
半日でつかんだ、バックラッシュを減らすコツ
ただ、投げ続けているうちに、だんだん減っていきました。意識したのはこの3つです。
- ブレーキは強めから始める:飛距離は落ちますが、まずトラブルを減らすほうが結果的にたくさん投げられます
- 着水の直前に親指でスプールを押さえる(サミング):これが一番効きました。ルアーが着水する瞬間、スプールだけが回り続けるのがバックラッシュの正体です
- 投げるルアーの重さを揃える:軽いものを無理に投げようとすると途端に破綻します
ラインについては、フロロカーボンで正解だと思います。適度な張りとハリがあるぶん、糸自体が広がりにくく、万一絡んでもPEラインほど致命的な団子になりにくいと感じました。ベイトに慣れないうちは、細いPEより扱いやすいはずです。
後半は狙ったところに落とせる回数が明らかに増えました。ゴミだまりのキワのような、外すと根掛かりする場所に投げられるようになったのは、この日の一番の収穫かもしれません。
バス釣りは「釣れない時間」が楽しい釣りだった
海のルアー釣りは、広い場所を探って回遊を待つ時間が長くなります。それはそれで好きですが、釣れない時間はどうしても手持ち無沙汰になります。
その点、この日のバス釣りはずっと何かを狙って投げていた感覚でした。あの枝の下、あのゴミだまりのキワ、あの倒木の際。目標があるので、外しても「次はもう少し右」と考えられます。
そして何より、親友と喋りながらできるのが良かった。バックラッシュをほどきながら「またやってる」と笑って、キャストが決まれば「今の良かったな」と言い合う。釣果とは別の満足感がありました。
よくある質問(Q&A)
Q. 釣ったバスはどうしましたか?
A. その場でリリースしました。ここは大事なところなので、少し詳しく書きます。
ブラックバスは特定外来生物に指定されていて、外来生物法によって次のことが全国で禁止されています。罰則もあります。
- 生きたまま持ち運ぶ(車に積む、バケツで移動するなど)
- 生きたまま飼う
- 他の川や池に放す
一方で、釣った場所でその場に戻すリリースは、この「持ち運び」にはあたりません。ただし、都道府県によってはリリース自体を禁止しているところがあります(僕が調べた時点では17県ほど)。さらに、池ごとに管理者が独自のルールを決めていることもあります。
つまり「生きたまま持ち帰らない」は全国共通、「その場に戻していいか」は地域によるということです。釣りに行く前に、その地域と釣り場のルールを必ず確認してください。看板がある場合はそれが最優先です。
Q. グラスミノーLはバス専用のワームですか?
A. いいえ、魚種を選ばず使えるワームです。僕はバスでもロックフィッシュでも同じものを使っています。カラーとサイズを変えれば幅広く対応できるので、最初の1つとしておすすめしやすいワームです。
逆にバス用ワームを海で使って根魚が釣れたりもします。
Q. ベイトリールは初心者には難しいですか?
A. 正直、最初はトラブルだらけになります。ただ、半日投げ続ければ確実に減ります。逆に言えば、練習する気がないと厳しい道具です。まずはスピニングで釣りを覚えて、投げること自体を楽しめるようになってからで十分だと思います。
Q. ゴミだまりは根掛かりしませんか?
A. します。だからこそ、キャストの精度が必要になります。キワを通すつもりで投げて、ダメだったら潔く諦める。ロストを恐れて投げていると、そもそも食ってきません。
まとめ|1匹の価値は数では決まらない
- 44cm1匹。釣れたのはゴミだまりのフォール中
- タックルはクロスフィールド+静ヘッド+グラスミノーL。魚種を選ばない組み合わせ
- ベイトリールはバックラッシュだらけ→半日で改善。ブレーキ強め+サミング+フロロライン
- 釣れない時間をキャスト練習として楽しめるのがバス釣りの魅力
普段は海に立っている僕ですが、たまに淡水に行くと発見があります。今回はキャストという基本を鍛え直す一日になりました。

ライントラブルの詳しい対策はこちらの記事に、静ヘッドとグラスミノーLの海での使い方はロックフィッシュの始め方にまとめています。あわせてどうぞ。
それでは、よい釣りを。シオカゼでした🎣



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