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こんにちは、シオカゼです。
いきなり告白しますが、僕は昨年、沖磯で愛用のショアジギングロッドを折りました。アブガルシアのソルティーステージ。気に入っていた1本だけに、本当にショックでした…。
先に大事なことを言うと、釣り竿は、魚の引きではほとんど折れません。折れるのはたいてい、人間のうっかりです。同じ悲しみを味わう人を減らすために、ロッドが折れる典型パターンと予防策をまとめます。
ロッドが折れる典型パターン
① 移動中にぶつける|磯歩きや藪こぎで、穂先を岩や枝にコツン。ロッドの先端(ティップ)は繊細で、小さな衝撃でも傷が入り、その傷が後で「なぜか折れた」の原因になります。特に足場の悪い磯では、手元への集中が切れたときが危険です。僕のショアジギロッドが折れたのも、まさにこれでした。磯で穂先を軽く岩に当ててしまい、その場では何ともなかったのに、何投かキャストしたところで「バキッ」と嫌な音。穂先から先が折れてしまいました。ぶつけた直後は無事に見えても、傷は確実に入っています。
② 車のドア・窓に挟む|定番中の定番。積み込みの最後、ドアを閉める瞬間の「バキッ」。笑い話のようで、本当に多い事故です。
③ 魚の抜き上げ|魚を竿の力だけで持ち上げると、ロッドに一番負荷のかかる角度になります。良型はタモで取り込むのが、魚のためにもロッドのためにも正解です(タモ網の選び方はこちら)。
④ 根がかりを竿であおって外す|根がかりした時に竿を強くあおるのはNG。外すときは、竿を向けてラインを直接引くのが基本です。
⑤ 継ぎ目のゆるみ|継ぎ竿の接続が緩んだまま使うと、その部分に負荷が集中して破損の原因に。キャスト中にすっぽ抜けることもあります。釣りの途中でも、ときどき緩みをチェックしましょう。
⑥ 適合ウェイトを超えるルアーのキャスト|ロッドには「適合ルアーウェイト」という投げられる重さの範囲があります。僕はこれでエギングロッドを折りました。普段は20g前後までしか投げていなかったのに、30gのジグをキャストした瞬間、継ぎ目の少し先からポッキリ。重すぎるルアーは、キャストの一瞬にすべての負荷が一点へかかります。
折らないための習慣
- 移動時は穂先を後ろに向けて持つ(前に向けると障害物に刺さる)
- 車への積み込みは「ロッドが全部入ってからドアを閉める」を指差し確認レベルで
- 地面に直置きしない(踏まれる・蹴られる事故も防げます。リールのためにも◎→リールのメンテナンス)
- 継ぎ目は釣行前と釣行中に増し締め
- 良型はタモで。抜き上げは小型だけ
もし折れてしまったら
折れても、絶望するのはまだ早いです。まずはお金をかけずに済む道から確認しましょう。
- 免責保証を確認:メーカーや購入店の保証期間内なら、免責金額でパーツ交換できる場合があります。保証書は捨てずに保管を
- パーツ取り寄せ:継ぎ竿なら、折れた節だけ取り寄せられることもあります
- フリマサイト確認:もしかすると同じ製品を格安で出品されていることもあるのでチェック
折れたロッドは自分で直せる|色々試した正直な結論
実は僕、ショアジギロッドの前にエギングロッドも折っています。そして今使っているエギングロッドは、自分で補修したその1本。現役でイカを釣っています。修理はいくつも試してきたので、正直な感想を残しておきます。
① PEライン+接着剤(安く済ませるならイチオシ)
折れた箇所を継いだ上から、PEラインを隙間なく密に巻き付け、接着剤を染み込ませて固める方法です。試した中で一番コスパが良く、強度も高め。僕のエギングロッドはこの補修で現役復帰しました。

② 市販のロッド修理キット(ちゃんと直したい人へ)
カーボンの補修棒とエポキシ接着剤がセットになった専用キットもあります。必要な道具がひと通りそろっているので初めてでも取り組みやすく、きちんと直すならこちらがおすすめです。
③ ファイバー補修テープ(正直、ルアーロッドには不向き)
10年ほど前には、ほうきやクワの柄の補修に使うテープで直したこともあります。折れた箇所はくっつくのですが、竿が重く・太くなり、しならない棒になってしまうため、ルアー操作には向きませんでした。その竿は今、エサ釣り用として第二の人生を送っています(笑)。


どの方法でも、直した竿が新品と同じに戻るわけではありません。それでも「愛竿がもう一度海に立つ」のは、うれしいものです。
それでもダメなら、買い替えの機会と捉える。僕のショアジギロッドは残念ながらそのまま引退となりましたが、次の1本を選ぶ楽しみもまた釣りのうち…と自分に言い聞かせています(笑)。
保管にも「折れの芽」があります
釣行中だけでなく、保管中の扱いも寿命に関わります。
- 立てかけの転倒:壁に立てかけたロッドが倒れて、穂先を「ピシッ」——家の中の事故は意外と多いです。ロッドスタンドか、横置きで保管を
- 車内の高温放置:夏の車内は高温になり、ロッドにもリールにも良くありません。釣行以外では車に積みっぱなしにしないこと
- ガイドの塩・汚れ:帰宅後はロッドも真水でさっと流して乾燥。ガイドリングの内側は、たまに綿棒でなぞって傷(引っかかり)がないかチェックすると、ライン切れの予防になります
よくある質問(Q&A)
Q. カーボンロッドはそんなに繊細なんですか?
A. 引っ張る力には強いのに、点の衝撃や瞬間的な角度には弱い——それがカーボンの性質です。「魚には強いのに、ドアには負ける」と覚えておくと、扱いが自然と丁寧になります。
Q. 中古ロッドを買うときの注意点は?
A. 継ぎ目のガタつきと、ガイドの傷・曲がりを重点チェックしてください。僕も中古ロッドを愛用していますが(APIAブルートHRは中古で入手しました)、この2点が問題なければ中古は十分アリです。
Q. 折れた竿は修理と買い替えどちらが得ですか?
A. 目安は「免責保証が残っているか」。保証期間内なら免責金額(数千円〜)でパーツ交換できるので修理が得です。保証が切れていて、折れたのが穂先以外なら、パーツ代が高くつくため買い替えが現実的なことが多いです。購入時のレシートと保証書は、竿のケースに入れて保管しておくのがおすすめです。
Q. 継ぎ目が抜けなくなりました。
A. 固着ですね。素手でひねって駄目なら、ゴム手袋やゴムシートを巻いて、2人で竿をまっすぐ引き合うのが基本。膝や道具でこじるのは破損の元なので厳禁です。予防として、継ぐ時に強く差し込みすぎないことも覚えておいてください。
まとめ
- ロッドは魚ではなく「うっかり」で折れる
- 危険なのは移動中・車のドア・抜き上げ・根がかり外し・継ぎ目のゆるみ
- タモを使う、直置きしない、ドアを閉める前に確認——習慣で防げる
愛竿との別れは本当に悲しいものです。この記事が、あなたのロッドを1本でも救えたら嬉しいです。
それでは、よい釣りを。シオカゼでした🎣



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