【長崎】アオリイカのシーズンカレンダー|春イカ・秋イカの狙い分け

エギング

こんにちは、長崎の海で釣りをしているシオカゼです。

エギングを始めると、必ずぶつかる疑問があります。「結局、いつ行けばいちばん釣れるの?」

先に結論を言うと、アオリイカには年に2回チャンスがあり、春と秋でまったく別の釣りになります。

  • =大型が狙える(難しいと言われているが、近年子イカも多くなってますので数釣りも)
  • =数が釣れて、初心者でも釣れる

この記事では、その違いと月別の狙い方をまとめます。

アオリイカは年に2回チャンスがある

アオリイカの一生は、だいたい1年と言われています。

  • 春(3〜6月)|親イカが産卵のため浅場へ → 春イカシーズン
  • 夏(7〜8月)|孵化した子イカが成長中
  • 秋(9〜11月)|育った新子が浅場に群れる → 秋イカシーズン
  • 冬(12〜2月)|水温低下で深場へ落ちる

この流れを頭に入れておくと、「なぜこの時期にこう釣るのか」が全部つながります。

月別カレンダー

★が少ないほど初心者向けです。9〜10月が圧倒的に釣りやすいのが分かると思います。

サイズ難易度エギ号数
3月中〜大★★★3.5号
4月★★★3.5号
5月★★☆3.5号
6月★★☆3.5号
7月極少★★★2.5〜3号
8月極少★★★2.5〜3号
9月★☆☆2.5〜3号
10月小〜中★☆☆3号
11月★★☆3〜3.5号
12月★★★3.5号
1〜2月極少★★★3.5号

【春イカ】3〜6月|1kgオーバーを狙う季節

春イカの特徴

産卵のために親イカが浅場に寄ってきます。だから大きい。長崎では1kgを超える個体も出ますし、条件が揃えば2kg級も出ます。僕が釣った最大は2.2kgです。

ただし、正直に言います。春は難しいです。

なぜ難しいのか

① 個体数が少ない
秋のように「群れでいる」わけではありません。1杯釣るのに何時間もかかるのが普通です。

② 警戒心が強い
長く生き延びてきた個体なので、簡単には抱きません。適当にシャクっていると見切られます。

③ 藻場を狙う必要がある
産卵場所である藻場(アマモなど)を狙うことになります。当然、根掛かりが増えます。エギを何本かロストする覚悟が要ります。

春イカの狙い方

フォールを長く、ゆっくり

秋のようにテンポよく探る釣りではありません。

  • シャクったあと、しっかり止める
  • フォール時間を長めにとる(10秒以上待つことも)
  • ラインの変化に集中する

イカが抱くのは、ほとんどがフォール中です。「待つ時間」が釣果を分けます。シャクリ方の基本も参考にしてください。

エギは3.5号が基準
大型狙いなので、アピール力のある3.5号がメインになります。エギの選び方はこちら

藻場のキワを意識する
藻の上をゆっくり通す、藻際で止める。この意識だけで反応が変わります。

春イカのメンタル

一日やって釣れない日が普通にあります。でも、あの重量感を一度味わうと、また通いたくなる。そういう釣りです。釣れない日をどう楽しむかが、春イカの本当の難しさかもしれません。

【秋イカ】9〜11月|初心者が始めるならここ

エギングを始めるなら、絶対にこの時期です。

  • サイズは200〜500g中心
  • とにかく数が釣れる
  • 警戒心が薄く、初心者でも抱いてくれる
  • エギは2.5〜3号

僕が初心者の方に釣りを教えるとき、必ず秋を選びます。実際、教えていた側より初心者の方がたくさん釣った日もありました。それくらい、秋は「誰でも釣れる」季節です。

秋イカの詳しい釣り方は、秋イカエギングの始め方|9〜11月は数釣りシーズンにまとめています。

【夏】7〜8月|難しいけどゼロじゃない

夏は「オフシーズン」と言われがちですが、実際にはまったく釣れないわけではありません。

  • 新子が育ち始めている(堤防を覗くと群れのアオリイカの新子がよく見られます)
  • 8月後半から徐々に釣れるサイズの数が増える
  • ただしサイズは小さい(150g〜300g)

夏はカラーローテーションが特に効く印象があります。詳しくは夏エギングのカラーローテーションをどうぞ。

注意:小さすぎる個体は、必ずリリースしてください。夏の新子は、秋のシーズンを作る大事な資源です。(200g以下を基準に考えています)

【冬】12〜2月|狙うなら深場

水温が下がると、アオリイカは深場に落ちます。

  • 岸から狙うのは難しくなる
  • 狙うなら水深のある場所
  • フォールをさらに長く、じっくり

正直、冬のエギングは玄人向けです。この時期はアジングやメバリングに切り替える人が多いと思います。僕がエギングを始めた時が冬だったので、友人と釣れない修行を行いました。

季節でエギはどう変える?

季節号数カラーの傾向フォールスピード
3.5号ナチュラル系+アピール系スロー(じっくり)
2.5〜3号ローテーション重視ノーマル
2.5〜3号派手めでもOKノーマル〜速め
3.5号ナチュラル系超スロー

大まかな目安ですが、「春と冬はゆっくり、秋は速く」と覚えておくと外しません。

小型はリリースを|来年のために

秋に釣れる小型のアオリイカは、来年の春に産卵する親になる個体です。

  • 明らかに小さい個体はリリース
  • 濡れた手で扱う
  • 長時間空気にさらさない

「今年たくさん釣る」より「来年も釣れる海を残す」ほうが大事だと思っています。

よくある質問(Q&A)

Q. エギングロッドは春と秋で変えたほうがいい?
A. 最初は1本で大丈夫です。8〜8.6ftのMクラスがあれば、春も秋も対応できます。ロッドの選び方はこちら

Q. 春イカと秋イカ、どっちから始めるべき?
A. 迷わず秋です。春から始めると、釣れなさすぎて心が折れる可能性が高いです。

Q. 夜と朝、どっちがいい?
A. どちらでも釣れますが、初心者なら明るい時間帯(夕マズメ)が安全でおすすめです。ラインの動きも見やすいです。

Q. 何杯釣れたら「良い日」?
A. 秋なら5杯前後で十分いい日だと思います。春は1杯釣れたら大成功です。

まとめ

  • アオリイカは春(大型・少数)秋(小型・数釣り)の年2回がチャンス
  • 初心者は絶対に秋(9〜11月)から
  • 春は3.5号・スローフォール・藻場狙い
  • 秋は2.5〜3号・テンポよく広く探る
  • 夏はカラーローテーションが効く
  • 冬は深場。難易度が上がる
  • 小型はリリースして、来年の海を残す

長崎はアオリイカがとても濃いエリアです。時期さえ合わせれば、初めての一杯はそれほど遠くありません。

まずは秋。エギを持って、海に立ってみてください。

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