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夏の釣りは、魚との勝負の前に「暑さとの勝負」です。とくに炎天下や長い磯歩きでは、熱中症は本当に命に関わります。この記事では、現役で夏も釣りをしている僕(シオカゼ)が、実体験をふまえて、安全に夏の釣りを楽しむためのコツを紹介します。毎年の暑さは年々厳しくなっています。油断せず、しっかり備えていきましょう。
もうひとつ、夏に気をつけたいのが釣り具の管理です。
車移動の方は車内に釣り具を放置すると故障、劣化の原因になりますので釣行以外では車内に放置しないよう注意しておいてください。
僕の失敗談|磯でペットボトル1本は危なかった
まず正直な失敗談から。以前、長めの磯歩きをするのに、ペットボトル1本しか持たずに釣りに出たことがあります。案の定、途中で水分が切れてしまい、磯の帰りに「これは熱中症になるかも」と本気でヒヤッとしました。頭がぼーっとして、足取りも重くなり、本当に辛かったです。
磯には日陰も自販機もありません。あのとき痛感したのは、「水分の備えをケチると本当に危ない」ということ。それ以来、夏の装備にはかなり気をつけるようになりました。とくに磯は、一度入ると簡単には戻れません。退路と水分は、いつも多めに考えるようになりました。
① 時間帯をずらす|朝夕マズメと夜が基本
一番の対策は、暑い時間を避けること。僕は夏、基本的に朝夕のマズメ(日の出・日の入り前後)と、夜釣りを中心にしています。地磯や堤防は、涼しいマズメの時間帯がメインです。
瀬渡し(船で磯に渡してもらう釣り)のときは昼間もやりますが、その分、あとで紹介する暑さ対策を厚めにします。早起きするぶん、夜は早く寝る。睡眠不足も熱中症のリスクになるので、生活リズムも大事です。涼しい時間に集中して釣り、暑くなったら早めに切り上げる。これだけで体への負担がかなり減ります。
② 水分はケチらず多めに|量の目安
失敗から学んで、水分は「重いけど多め」が鉄則になりました。僕の目安は、朝夕マズメだけなら500mlを1本、日中もやるなら2リットルくらいです。
水だけでなく、スポーツドリンクや塩分の補給も意識します。汗をたくさんかくと、水分と一緒に塩分も失われるからです。塩分タブレットや塩あめを持っておくと手軽。とくに磯歩きなど移動が多い釣りは、多めに用意してください。「少し多いかな」と思うくらいが、夏はちょうどいい量です。ちなみに、僕のおすすめのドリンクはソルティライチ/Amazonで見る。塩分補給には、塩分チャージタブレッツ/Amazonで見るも手軽です。
③ 肌を露出させない+冷感グッズ
意外と効くのが「肌を出さない」こと。長袖やネックガードで肌を守ると、日焼けによる体力の消耗を抑えられます(日焼け対策は 釣りの服装と安全装備 にもまとめています)。
さらに、冷感タイプの濡れタオルを首に巻いておくと、体感がかなり違います。濡らして首を冷やすだけで、暑さのつらさが和らぎます。ハンディファン(携帯扇風機)も、風があるだけで体感温度が下がるのでおすすめです。僕が毎回使っているのは、アイスノンのシャツミスト/Amazonで見る。冷却タオル/Amazonで見ると合わせると、暑さがかなり楽になります。
④ 日陰・休憩・簡易椅子
暑い日は、こまめに休憩を取ることも大切です。夏の地面やテトラは驚くほど熱くなるので、折りたたみの簡易椅子を持っていくと、座って休みやすくなります。
日陰があれば積極的に入り、無理せず「ちょっと休む」を繰り返す。釣りに夢中になると休憩を忘れがちなので、意識して休むくらいでちょうどいいです。
⑤ 子どもと行くなら|夜のサビキ+虫対策
子どもは大人より熱中症になりやすいので、より慎重に。僕は子どもと行くときは、暑い日中を避けて、夜のサビキ釣りにすることが多いです。涼しいうえに、アジなどが釣れて子どもも飽きません。暑さ対策に簡易扇風機を持っていくのもおすすめです(→ 子どもと釣りを楽しむコツ)。
ただし夜は虫が多いので、虫除けスプレーと、虫刺されの薬を準備しておくと安心です。簡易椅子もあると、子どもが座って休めて快適に過ごせます。また、凍らせた飲み物をクーラーに入れておくと、火照った体を冷やすのにも役立ちます。
こんな症状は危険|熱中症のサインと対処
めまい・頭痛・吐き気・体のだるさ・大量の汗、または逆に汗が出ない、足がつる(けいれん)——こうした症状は、熱中症のサインかもしれません。
「おかしいな」と思ったら、すぐに涼しい日陰や車内に移動して、水分・塩分をとり、体を冷やします(首・脇の下・足の付け根を冷やすと効果的です)。そして、意識がもうろうとする・自分で水が飲めない・呼吸がおかしいといった場合は、ためらわず救急車を呼んでください。
※これはあくまで一般的な目安です。少しでも体調がおかしいと感じたら、無理をせず、早めに医療機関を受診してください。
まとめ|命あっての釣り
夏の釣りの暑さ対策は、この5つが基本です。
・①暑い時間を避ける(朝夕マズメ・夜)
・②水分は多めに(まずめ500ml/日中2L目安)+塩分
・③肌を露出させない+冷感グッズ
・④こまめに休憩・簡易椅子
・⑤子どもは夜釣り+虫対策
魚も大事ですが、何より命あっての釣りです。しっかり対策して、安全に夏の海を楽しみましょう。



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