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こんにちは、シオカゼです。
僕はバイクで地磯に通っています。人が少なくて、魚が濃い。地磯は本当に面白い場所です。
ただ、最初に言っておきたいことがあります。地磯は、思っている以上に「転んだときの怪我のリスク」が大きい場所です。
この記事では、僕が実際にやっている歩き方と装備、そして「いつ帰るか」を先に決める方法を書きます。とくに最後の潮の話は、地磯に入るなら知っておいてほしいところです。
まず前提|地磯は「軽装で行っていい場所」ではない
堤防と地磯は、まったく別の場所だと思ってください。
堤防は足場が平らで、コンクリートで、いざとなれば人がいます。地磯は斜めに傾いた岩の上を歩きます。濡れていれば滑りますし、転べば受け身も取れません。
しかも周りに人がいないことが多い。ひとつの転倒が、そのまま大きな怪我につながります。
だからこの記事は、釣り方の話ではなく「無事に行って、無事に帰る」ための話です。
バイクを停めてから、10〜20分歩く
僕の場合、バイクを停めてから釣り座までは10分から20分ほど歩くことが多いです。
道の状態はさまざまです。
- けもの道
- 藪こぎ
- ときにはロッククライミングのような登り降り
「釣り場まで歩く」と聞くと散歩のような響きですが、実際はそんなに優しくありません。手を使わないと進めない場所もあります。
だからこそ、後で書くように両手を空けておくことが重要になります。
バイクは「行けるところまで」ではなく「安全なところまで」
バイクは道があるところまではできるだけ進みます。歩く距離が短いほど楽ですし、体力も温存できます。
ただし「危なそうだな」と思うところまでは入りません。ここは決めています。
無理に突っ込んで転倒したり、戻れなくなったりすると、釣りどころではなくなります。バイクを停める場所を1つ手前にするだけで、そのリスクはなくなります。歩く時間を10分惜しんで、危険を背負う意味はありません。

足元だけは絶対に妥協しない|フェルトスパイク
地磯で唯一「これだけは」と言い切れるのが靴です。僕はフェルトスパイクを履いています。
スニーカーで行って、滑って怪我をしかけた
正直に書きます。スパイクを履くのを忘れて、スニーカーで行ったことがあります。
結果は滑って、怪我をしそうになりました。あのときの感触は今でも覚えています。濡れた岩や海藻の上では、スニーカーのソールはまったく効きません。
それ以来、必ずフェルトスパイクを履くようにしています。忘れたら、その日は地磯に入らないくらいの気持ちでいいと思います。
ソールの種類ごとの違いは釣り用シューズの選び方|フェルト・スパイク・ラジアルを全部履いて比べたにまとめました。フェルト・スパイク・フェルトスパイク・ラジアルの4種類とも履いて比べています。
色や年式は違いますが、僕が使っているのはこのタイプです。
靴を含めた装備全般は釣りの服装と安全装備|ライフジャケット・靴・帽子の必要性にまとめました。
長靴やウェーダーという選択肢もある
場所によっては長靴やウェーダーを履いていくこともありました。浅い場所を渡る必要があるときなどです。
ウェーダーは今は使っていませんが、10年ほど前に同じタイプのものを使っていました。フェルトスパイクのソールが付いたものを選べば、足元の安心感は変わりません。
長靴なら、このくらいのもので十分です。ピンの付いたスパイク長靴なら、濡れた岩の上でもかなり違います。
僕自身は釣具店で買った安いスパイク長靴で十分満足しています。ただし正直に言うと、耐久性は価格なりです。ピンが曲がったり取れたりするので、消耗品と割り切って使っています。
結局のところ、大事なのは「何を履くか」よりもその日の地磯に合っていない靴で入らないことです。
🔑 潮の「撤退ライン」を、釣り始める前に決める
ここがこの記事でいちばん伝えたい部分です。
磯に入るときは、必ず潮を確認します。そして満潮になると入れなくなる(戻れなくなる)地磯も実際にあります。
僕がやっているのは、こういう方法です。
- 歩いてくる途中で、いちばん低かった足場を覚えておく
- その足場が、水面から何cmくらいだったかを頭に入れておく
- 釣り座に着いたら、今の水面までの距離と見比べる
- 「ここまで潮が上がってきたら帰る」という基準を決めてから、竿を出す
ポイントは釣りを始める前に決めてしまうことです。
釣れているときに「そろそろ帰ろうか」と判断するのは、人間には難しいです。あと1投、あと5分、と伸ばしてしまいます。だから竿を出す前の、まだ冷静なうちに線を引いておく。これだけで安全性がまったく違います。
僕は短時間釣行が中心なので、帰れなくなったことはありません。ただ長時間やる場合は、この確認を特に丁寧にしてください。潮は、釣りに集中している間に静かに上がってきます。
潮位の調べ方そのものは釣れる潮の読み方|タイドグラフと潮回りの基本に書いています。

単独で行くなら|家族に行き先を伝える
バイクで行くときはひとりです。
なので家族には必ず行き先を伝えてから出ます。ここはバイク釣行に限らず、単独で磯に入るなら必須だと思っています。
電波については、僕が行く範囲ではスマホは基本的にどこでも入ります。ただしこれは場所によるので、初めて行く磯では過信しないでください。
- 行き先と、だいたいの帰宅時間を家族に伝える
- スマホの充電を満タンにしておく
- 腰巻きのライフジャケットは必ず着ける
荷物は減らす|両手を空けて、水分の場所を作る
地磯では両手が空いていることが安全に直結します。藪をかき分け、岩を登るのに手が必要だからです。
僕の持ち方はこうです。
- ロッド … ケースに入れて背負う
- タモ … 肩掛け
- ライフジャケット … 腰巻きタイプを着用
そしてもうひとつ、意識してやっていることがあります。
ルアーやエギを厳選して、バッグの中身を減らすことです。「全部持っていく」をやめると、驚くほど身軽になります。
空いたスペースには水分と保冷バッグを入れます。10〜20分歩いて磯に立つので、水を持っていないほうが危険だからです。とくに夏は、ルアー1個より水1本のほうが確実に重要です。
バイクでの積載や、パックロッドを背負う話は別記事にまとめています。
まとめ|命を大事に、体を大事に
- 地磯は転んだときの怪我のリスクが大きい。堤防と同じ感覚で入らない
- バイクは安全なところまで。危なそうな道には入らない
- フェルトスパイクは絶対。スニーカーで滑って怪我をしかけた
- 竿を出す前に「ここまで潮が上がったら帰る」と決める
- 単独なら家族に行き先を伝える
- ルアーを減らして、水分を入れる。両手は空けておく
最後に、いちばん伝えたいことを書きます。
地磯は、安易な考えで軽装備で行くのはとても危ないです。
釣りは楽しむための趣味です。命を大事に、体を大事にしたうえで楽しみましょう。魚は逃げても、また次の機会があります。でも怪我をしたら、次の釣行そのものがなくなります。
準備さえきちんとすれば、地磯は本当に面白い場所です。実際の釣行の様子は【佐賀】地磯でマダイ・クエ・キジハタ|タモ忘れでチヌを2匹逃した日に書きました。
それでは、よい釣りを。シオカゼでした🎣
長崎で釣りを始める方へ
安全対策も含めて、長崎で釣りを始めるための情報を1ページにまとめています。装備や釣り場選びに迷ったらこちらもどうぞ。






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