こんにちは、シオカゼです。
「今日はもう釣れる気がしない…」という日に、僕を何度も救ってくれた釣りがあります。穴釣りです。
テトラや石積みの隙間に仕掛けを落とすだけ。道具は「ブラクリ」とエサだけ。それでカサゴなどの根魚が顔を出してくれる、シンプルで頼れる釣りです(ボウズ逃れの引き出しのひとつでもあります)。
穴釣りとは?|足元の「隙間」が釣り場
穴釣りは、テトラポットや石積みの隙間(穴)に仕掛けを真下に落とし、そこに潜む根魚を釣る方法です。

カサゴなどの根魚は、暗い隙間に身を潜めてエサを待つ習性があります。つまり、穴の中は魚のお家。目の前にエサが落ちてくれば、高確率で食いついてくれるわけです。投げる技術も、アタリを取る繊細さも要りません。
道具|ブラクリ+短い竿だけ
- ブラクリ:オモリと針が一体になった穴釣り専用仕掛け。釣具店で数個数百円で売っています
- 竿:短いほど扱いやすい。穴釣り専用の短竿もありますが、手持ちのルアーロッドでも十分
- エサ:サバやイカの切り身、オキアミなど。ワームでもOK。魚の内臓を使う手もあります(持ち帰り方の記事で触れた再利用ワザです)。堤防にいる貝を餌にするのもアリです。
全部足しても千円ちょっと。釣りの中でも指折りの低コストで始められます。
釣り方|「落として、待って、聞く」だけ
- ① テトラや石積みの隙間を見つける(深い穴・暗い穴ほど有望)
- ② ブラクリにエサを付けて、穴に真下に落とす
- ③ 底に着いたら、少し上下に動かして誘う
- ④ ブルッと来たら、素早く巻き上げる(もたつくと穴の奥に潜られます)
- ⑤ 反応がなければ、次の穴へ。穴釣りは「数打ち」の釣りです
1つの穴で粘らないのがコツ。いる穴なら、だいたいすぐ食ってきます。テンポよく穴を替えていきましょう。

⚠ 一番大事な注意|テトラは危険地帯
穴釣りで絶対に伝えたいのが、テトラの危険性です。
テトラは滑りやすく、隙間に落ちると自力で上がるのは困難です。ライフジャケットを着ていても、テトラの隙間に挟まれる事故は重大事故になります(この怖さは安全装備の記事でも書きました)。
- 濡れたテトラ・苔のついたテトラには乗らない
- 滑りにくい靴(フェルトスパイク等)を履く
- 無理な体勢で奥の穴を狙わない。届く範囲だけで十分釣れます
- 子ども連れでのテトラ穴釣りはNG。石積みや足場の良い場所で
釣れる魚と食べ方
主役はカサゴ。ほかにソイやハタ系の根魚も顔を出します。カサゴは煮付けや唐揚げが絶品で、小さくても味は一級品です。
ただし、根魚には毒のヒレを持つ魚(ハオコゼなど)も混じります。見慣れない魚は素手で掴まないでください(危険な魚の見分け方)。
穴釣りのよくある質問(Q&A)
Q. 昼間でも釣れますか?
A. 釣れます。それが穴釣りの強みです。穴の中はいつでも薄暗いので、マズメを外した日中でも魚が口を使ってくれます。「昼からちょっとだけ竿を出したい」という日にぴったりの釣りです。
Q. ブラクリの重さはどう選べば?
A. 2〜5号あたりを水深と隙間の深さで使い分けます。浅い穴なら軽く、深く落とし込みたいなら重く。迷ったら3号を基準に、根がかりが増えるようなら軽くしてみてください。
Q. 同じ穴で何匹も釣れますか?
A. 釣れることがあります。カサゴは良い住処が空くと、次の個体が入ってくる魚。一度釣れた穴は覚えておいて、時間を置いてまた落とすと2匹目に出会えたりします。「当たり穴」のメモは財産です。
Q. 冬でもできますか?
A. できます。カサゴは一年中狙える魚なので、他の釣りがオフになる冬の貴重な遊び相手です。防寒だけしっかりして楽しんでください(冬の防寒対策はこちら)。
Q. エサとワーム、どちらが釣れますか?
A. 食いの良さなら切り身などのエサ、手軽さならワームです。エサ・疑似餌の中間的な存在として、匂い付きのガルプ系ワームを使う手もあります(ガルプのレビューはこちら)。まずは手に入りやすいもので始めて大丈夫です。
Q. 根がかりばかりします…。
A. 穴釣りに根がかりはつきものですが、減らすコツはあります。①着底したら糸を張って放置しない、②アタリがなければ数十秒で次の穴へ、③引っかかったら引っ張らず、竿先を軽く揺すって外す。ブラクリは安い仕掛けなので、多少のロストは授業料と割り切りましょう。
Q. 子どもと穴釣りをしても大丈夫?
A. テトラの上はNGですが、足場の良い石積みや堤防の際なら、穴釣りは子どもと相性の良い釣りです。仕掛けを落とすだけ・すぐ結果が出る・カサゴの顔がかわいい、と子どもが喜ぶ要素が揃っています。必ずライフジャケットを着せて、大人がそばについてください。
まとめ
- 穴釣りは「隙間に落とすだけ」の一番シンプルな根魚釣り
- 道具はブラクリ+切り身エサ。千円ちょっとで始められる
- 1つの穴で粘らず、テンポよく数を打つ
- テトラの安全対策だけは絶対に手を抜かない
大がかりな準備なしで「釣った魚で晩酌」が叶う、大人の遊びです。安全第一で、足元の宝探しを楽しんでください。
それでは、よい釣りを。シオカゼでした🎣
長崎で釣りを始める方へ
根魚以外の釣りも含めて、長崎でのルアー釣りを順番にまとめたページがあります。あわせてどうぞ。



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