※本記事にはアフィリエイト広告(楽天アフィリエイト・A8.net等)を含みます。
こんにちは、シオカゼです。
釣った魚を捌いていて、黒い粒や白い糸のようなものを見つけると不安になりますよね。「これ食べて大丈夫なのか」と。
この記事では、僕が根魚を何匹も捌いてきた実感と、調べて確認できたことを分けて書きます。「たぶん大丈夫」で済ませないようにまとめました。
この記事は僕個人の経験と、公的機関などの情報をもとに書いています。体調に異変があれば、自己判断せず 医療機関を受診してください。
結論|ハタ類で気をつけるのは、アニサキスより「黒い粒」
| 見つかるもの | 正体 | 人体への影響 |
|---|---|---|
| 皮と身の間の黒い粒 | 吸虫の一種(リリアトレマなど) | 無害。食べても問題なし |
| 体表から出た黒い枝状のもの | イカリムシモドキなど | 無害。取り除けばOK |
| 白い糸のような虫 | アニサキス | ⚠️食中毒の原因 |
順番に書いていきます。
ハタ類でアニサキスは、僕は見たことがありません
まず正直な実感から。ハタ系の魚で、僕はアニサキスを見たことがありません。
オオモンハタもキジハタも何匹も捌いてきましたが、あの白い糸のような虫が出てきたことは一度もないです。
もちろん「絶対にいない」という意味ではありません。ただ、僕の経験の範囲では出会っていない、ということです。
アニサキスが多いのは、こういう魚
僕がアニサキスを意識するのは、こちらの魚です。
- イワシ
- アジ
- 青物
- ヤリイカ(特に時間が経ったもの)
厚生労働省の資料でも、サバ・アジ・サンマ・イワシ・イカなどが寄生される代表として挙げられています。
なぜ「時間が経つと危ない」のか
よく言われる「新鮮なうちに内臓を取れ」には、はっきりした理由があります。
アニサキスは魚の内臓に寄生しています。魚が生きているうちは基本的に内臓にいますが、魚が死んで時間が経つと、内臓から筋肉(身)のほうへ移動していくのです。
これは厚生労働省も注意喚起している内容で、「内臓を生で食べなければ安全」とは言えない理由になっています。
だから釣った魚は、早く締めて、早く内臓を出す。これが結局いちばんの対策です。処理の手順は青物の締め方と持ち帰り方にまとめました。
補足:近年は「生きているうちにも筋肉へ移行している例がある」という報告もあります。時間が経つと増える、という理解が実態に近そうです。
アニサキスが気になるなら、ブルーライトを当てる
これは覚えておくと便利です。アニサキスは紫外線を当てると青白く光ります。
身の中に潜り込んでいると目視ではまず見つかりませんが、ライトを当てると浮かび上がります。実際、波長365nmのブラックライトを使うのが定番になっていて、専用の「アニサキスライト」という製品も出ています。
ポイントが2つあります。
- 波長が365nm前後のものを選ぶ。市販のブラックライトは波長がばらばらで、合っていないと光りません
- 広い範囲に均一に当てる。ピンポイントで照らすより、面で当てたほうが見つかります
こういうものが数千円で手に入ります。高いものでなくて構いません。
⚠️ ただし1点だけ。商品ページに波長の記載がないものもあります。「UVライト」とだけ書かれている場合、波長が合っていないと光らないことがあるので、365nm前後かどうかを確認してから買ってください。
それと、これはアニサキス専用にする必要がありません。1本あると他にも使えます。
- グロー系ルアーの蓄光(当てるだけでしっかり光ります)
- 汚れやホコリの確認
- 洗い残しのチェック
特にグロー系は、投げる前に光を当てるかどうかで反応が変わります。夜のタチウオ狙いには効きます(タチウオの記事に書きました)。釣りにも台所にも使えると思えば、1本買っておいて損はありません。
青物やアジを刺身にするとき、これがあると安心感が違うと思います。
ハタ類の「黒い粒」は無害です
ここからが本題です。
根魚を何匹も捌いてきた実感として、皮と身の間に黒い点のような寄生虫は、だいたい入っています。

⬇️

僕がオオモンハタを捌いた記事に載せている写真にも、実は写り込んでいます。
正体と、食べても大丈夫な理由
この黒い粒は吸虫の一種で、リリアトレマなどが知られています。産地によっては「ゴマ」と呼ばれることもあります。
大事なのはここです。この寄生虫は人体に影響がありません。食べてもお腹を壊しませんし、味が落ちることもないとされています。
僕がやっていること
無害と分かっていても、見た目は正直あまり気持ちのいいものではありません。
なので僕は、こうしています。
- 刺身にするとき、気になる大きさなら取り除く
- 小さいものは気にしない
- 人に出すときは、気になる部分だけ取る
全部取ろうとすると身がボロボロになるので、目立つものだけで十分だと思っています。
体表に付いた「黒い枝みたいなもの」
釣り上げたときに、魚の体表から黒いヒモや枝のようなものが出ていることがあります。
これも寄生虫です。正体はイカリムシモドキという甲殻類の仲間で、釣り人の間では見た目から「ヒジキ」「タグ」と呼ばれたりします。

ハタ科の魚には高い確率で付いています。キジハタ、アカハタ、オオモンハタ。根魚を釣っていれば、そのうち必ず見ることになると思います。
そしてこれも人体には無害です。人間に寄生することはなく、食品衛生上の問題もないとされています。
気持ち悪いのは分かります。僕も最初は驚きました。ただ引き抜いてしまえば、見た目には分からなくなります。気になるなら現場で取ってしまって構いません。
ちなみに、この記事で例に出しているオオモンハタという魚についてはオオモンハタとは?特徴・釣り方・食べ方にまとめています。釣り方や味も書いています。
まとめ|怖がるべきは白、黒は大丈夫
- ハタ類でアニサキスを見たことは、僕は一度もありません
- アニサキスを意識するのはイワシ・アジ・青物・時間の経ったヤリイカ
- 魚が死んで時間が経つと、内臓から身へ移動する。だから早く締めて早く内臓を出す
- ブルーライト(365nm)を当てると青白く光る。気になるなら1本持っておくと安心
- ハタ類の皮と身の間の黒い粒は無害。だいたい入っている
- 見た目が気になるなら刺身のときだけ大きいものを取る。小さいものは気にしない
- 体表の黒い枝状のものも無害。抜けば分からなくなる
オオモンハタの食べ方はオオモンハタの食べ方|刺身・寄生虫・1週間熟成が絶品、持ち帰り方は釣った魚の持ち帰り方にまとめています。
それでは、よい釣りを。シオカゼでした🎣



コメント