釣った魚の持ち帰り方|氷締めと血抜きのやり方【夏は鮮度勝負】

釣り魚レシピ

こんにちは、シオカゼです。

せっかく釣った魚、おいしく食べるところまでが釣りです。でも夏は油断すると、あっという間に魚がダメになる季節。実は「釣ってから家に着くまで」の扱いで、味は大きく変わります。

この記事は、こんな人に向けて書いています。

  • サビキやアジングで釣った魚を、おいしく持ち帰りたい


  • 氷締めや血抜きのやり方を知りたい


  • 夏の鮮度管理で失敗したくない


先に結論を言うと、小魚は「氷締め」、中型以上は「締めて血抜き」。これだけ覚えれば大丈夫です。釣り歴10年以上の僕が実際にやっている方法を、夏の苦い失敗談もあわせて紹介します。

なぜ「持ち帰り方」で味が変わるのか

魚は死んでから傷み始めます。特に夏は気温も水温も高いので、常温に置いた魚はどんどん鮮度が落ちていきます。

逆に言うと、釣った直後にきちんと冷やす(締める)だけで、家で食べる刺身の味がまるで変わります。難しい技術は要りません。順番に説明します。

小魚は「氷締め」が最強|やり方は超シンプル

サビキやアジングで釣れるアジなどの小魚は、氷締めで持ち帰ります。

やり方は本当にシンプルで、クーラーボックスに氷を入れておいて釣り場で海水を入れるのみ、釣れた魚をそのまま入れるだけ。キンキンに冷えた中に入れることで魚が一瞬で締まり、鮮度が保たれます。1匹ずつ処理する必要がないので、数が釣れるサビキとの相性は抜群です。

僕は保冷剤+αで氷を用意していきます。ポイントは、氷をケチらないこと。「ちょっと多いかな」くらいでちょうどいいです。

釣りが終わったら海水は抜いて持ち帰れば軽く済みます。

中型以上は「締めて血抜き」|僕のやり方

シーバスやハタ類など、ある程度サイズのある魚は、締めてから血抜きをします。僕が実際にやっている手順はこれです。

  1. 脳天締め(頭をひと突きして即締め)

  2. エラを切る

  3. 水の中で魚をフリフリ、1分くらい

  4. エラがピンク色になったらOK。そこまでやれば血抜きはほぼ完了です

血抜きをすると身に血が回らず、臭みのないきれいな刺身になります。「エラの色がピンクになるまで」という目安を覚えておくと、初心者でも失敗しません。

道具は、ハサミが1本あると便利です。脳天締めも、エラ切りも、内臓の処理も、これ1本でこなせます。

時間に余裕があるときは、釣り場で内臓を出してしまうこともあります。内臓は傷みがいちばん早い部分なので、先に抜いておくと鮮度がさらに保てるし、家での処理も楽になります。

ちなみに、取り出した内臓は針につけて餌として使えます。根魚などが食ってきて、思わぬ魚種ゲットに貢献してくれることも。使わない分は持ち帰るなど、釣り場を汚さない形で処理しましょう。

氷のかしこい調達法|漁港の自販機と「凍らせペットボトル」

「氷ってどこで買うの?」という人に、僕の調達方法を2つ紹介します。

漁港のコイン式氷自販機

意外と知られていませんが、漁港には氷の自販機があるところが多いです。コインを入れると、滑り台みたいなところからガラガラっと氷が出てくるやつです。釣り場の近くで調達できるので、覚えておくと便利です。

凍らせた2Lペットボトル(一番のおすすめ)

漁港で買わなくても、2リットルのペットボトルに水を入れて冷凍庫で凍らせて、2本くらいクーラーボックスに入れておけば保冷剤代わりになります。

これのすごいところは一石三鳥なこと。

  • 保冷剤として魚を冷やせる


  • 溶けたら飲み水として水分補給に使える(夏の熱中症対策にも)


  • 帰りの荷物が増えない(飲んで減るので、魚が釣れても総重量が変わらない)


飲み物を凍らせて持っていくのも同じ理屈でおすすめです。「できる限り、使うものを保冷剤として入れておく」——これが僕の結論です。

夏の失敗談|天然の生簀で、魚が「煮えた」

ここで、僕の苦い失敗談をひとつ。

昔、40cmくらいの小型のシイラが釣れたとき、潮溜まりを天然の生簀がわりにして魚を入れ、そのまま釣りを続けたことがあります。「あとで締めればいいや」と思っていたんです。

釣りが終わって確認したら——目が白くなっていました。夏の潮溜まりは日差しでお湯のようになっていて、魚が白く煮えてしまっていたんです。

夏は「生かしておいたつもり」が通用しません。浅い潮溜まりやバケツの水は、想像以上の速さで温まります。釣れたら、すぐ締めて氷水へ。これが夏の鉄則です。

家に帰ってからの流れ

僕の帰宅後のルーティンも紹介しておきます。

  1. まず釣り道具を洗う(後回しにすると面倒になるので最優先。この間、魚はクーラーボックスに入れたままでOK)


  2. それから魚を捌く


魚はクーラーの氷で冷えているので、慌てなくて大丈夫。道具を先に片付けてしまうほうが、結局スムーズです。

捌き方は魚種別にこちらの記事でどうぞ。

アオリイカの締め方・捌き方|初心者でも刺身まで簡単

オニカサゴの捌き方|毒ヒレの処理から刺身・唐揚げまで

クーラーボックス選びはこちらで詳しく書いています。

釣りのクーラーボックスのおすすめ|サイズと保冷力の選び方【初心者向け】

まとめ

釣った魚の持ち帰り方を、もう一度おさらいします。

  • 小魚は氷締め。クーラーに氷、海水をたっぷり入れて、釣れたらそのまま入れるだけ


  • 中型以上は脳天締め→エラ切り→水中でフリフリ1分。エラがピンクになれば血抜き完了


  • ハサミが1本あると、締め・エラ切り・内臓処理までこなせて便利


  • 氷は漁港のコイン自販機か、凍らせた2Lペットボトル(保冷剤+飲み水+荷物が増えない)


  • 夏は「生かしておく」は通用しない。釣れたらすぐ締めて氷へ


きちんと持ち帰った魚の刺身は、本当においしいです。釣って楽しい、食べておいしいを、この夏もぜひ。

それでは、よい釣りを。シオカゼでした🎣

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