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こんにちは、シオカゼです。
夏になると、堤防や磯で「カサゴが釣れた!」「キジハタが出た!」という声がぐっと増えてきます。この根魚(ねざかな)を専門に狙う釣りが、ロックフィッシュです。
この記事は、こんな人に向けて書いています。
- ロックフィッシュを始めてみたいけど、何から揃えればいいか分からない
- ワームやリグの種類が多すぎて、どれを選べばいいか迷っている
- 根がかりが怖くて、なかなか一歩が踏み出せない
先に結論を言うと、ロックフィッシュは専用の高い道具がなくても、今持っているエギングロッドやシーバスロッドで十分始められます。難しく考えず、ワームを底に落として誘うだけ。それでキジハタやカサゴが釣れてくれる、夏にぴったりの釣りです。
釣り歴10年、地磯を歩き回って根魚を追いかけてきた僕の実体験をまじえて、道具の選び方から釣り方のコツまで、やさしく解説していきます。
ロックフィッシュ(根魚)とは?夏が本命の理由
ロックフィッシュとは、岩や海藻の陰にひそむ魚を、ワーム(柔らかいルアー)で狙う釣りのことです。「ロック(岩)+フィッシュ(魚)」で、そのまま根魚釣りを指します。
なぜ夏が本命かというと、水温が上がってくると根魚の活性が高くなり、エサを追って動きが活発になるからです。堤防の際(きわ)やテトラの隙間、磯のゴロタ場など、身近な場所で狙えるのも夏の魅力です。
しかも根魚は、食べてとてもおいしい魚ばかり。刺身、煮付け、唐揚げ、どれも絶品です。「釣って楽しい・食べておいしい」が両立するのが、ロックフィッシュのいちばんの魅力だと思います。
夏に狙える根魚の種類
僕がよく釣る根魚を紹介します。地域によって顔ぶれは変わりますが、代表的なのはこのあたりです。
- カサゴ:一年中釣れる根魚の定番。堤防の穴釣りでも狙えて、初心者の1匹目にぴったり
- キジハタ(アコウ):夏の高級魚。引きが強く、釣れると本当にうれしい
- アカハタ・オオモンハタ:磯まわりで出る本命。色も美しくて食べても最高
- オニカサゴ:僕は初場所で27cmを釣りました。※ヒレに毒があるので扱いは要注意(後述)
「今日はカサゴだけでいいや」くらいの気持ちで通うと、ときどきキジハタやアカハタが混じってくれる。この“ごほうび感”がたまりません。
必要な道具①ロッドとリール
最初にお伝えしたいのは、専用ロッドは必ずしも要らないということです。
僕自身、根魚はエギングロッドを流用したり、前回オニカサゴを釣ったとき(その釣行記はこちら)のタックルを使ったりしています。まず始めるだけなら、エギングやシーバスに使っているロッドでも十分です。新しく買い足す前に、まず手持ちの道具で試してみてください。
もし「本格的に磯で大物を狙いたい」と思ったときは、少しパワーのあるロッドがあると安心です。あとベイトリールでやる方が手返しよく攻めることができます。ナイロンフロロのラインを巻いていればリーダーを結ばずにできる為、根掛かりでラインが切れてもすぐ交換できますのでベイトリールがおすすめです。参考までに、僕が磯のロックフィッシュで使っているのは、ロッドがAPIA ブルートHR(中古で入手)、リールがアブガルシア ゼノンビースト9です。
リールは、根に潜られる前に一気に巻き上げるパワーがほしいので、ハイギアがおすすめです。ただ、ここも最初はエギング用の2500〜3000番の流用でまったく問題ありません。「まず1匹釣ってみる」を最優先に、お財布と相談しながら少しずつ揃えていきましょう。
必要な道具②リグ(仕掛け)
ロックフィッシュはリグ(仕掛け)の種類がいろいろありますが、初心者はまず2つだけ覚えれば大丈夫です。
まずはジグヘッドから
僕がいちばんよく使うのがジグヘッドです。おもりとハリが一体になっていて、ワームを刺すだけ。とにかく手軽で、これほど楽なリグはありません。まずはジグヘッドで底を探る感覚を覚えるのがおすすめです。
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根がかりが多い場所ではフリーリグ
ゴロタや磯など、根がかりが多い場所ではフリーリグに切り替えます。フリーリグは、おもりが遊動式になっていて、根の隙間をかわしやすいのが特長です。
フリーリグには、シンカー(おもり)とオフセットフックを組み合わせます。オフセットフックはハリ先をワームに隠せるので、根がかりがぐっと減ります。これが後で説明する「根がかり回避」のいちばんのコツです。
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おすすめのワーム
ワームはたくさん種類がありますが、僕が最近よく使っているのはこの2つです。
- エコギア グラスミノーL:小魚のシルエットで、巻いてもフォールでも使える万能ワーム
- エコギア ロックマックス:名前のとおり根魚に強い。ボリュームがあってアピール力が高い
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それと、オニカサゴを釣ったときに使っていたのがバークレイ ガルプ! SWパルスワーム(4インチ)。ガルプは匂いが強くて、渋いときにアタリを出してくれる頼もしい味方です。
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ちなみに「ワームに匂いを足せる」ガルプ!リチャージジュース(ガルプ液)という商品もあります。これに漬けておくと当たりが増えるのは間違いありません。ただ正直に言うと、ワームの素材によっては匂いをあまり吸ってくれないものもあります。なので、最初から匂いのしみ込んだガルプのワームそのものを使う方が確実だと僕は思っています。
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正直な話をすると、昔はバグアンツもよく使っていました。ただ最近の僕のフィールドでは当たりが遠く、いつの間にか出番が減ってしまいました。ワームは場所や年によって当たり外れが変わるので、「これじゃないと釣れない」と決めつけず、何種類か試すのが結局いちばんの近道だと思います。
そしてもうひとつ、どうしても釣れない日の“お守り”として持っておくといいのがマルキュー パワーイソメです。虫エサそっくりの人工エサで、生きたエサが苦手な人でも扱いやすく、それでいてよく釣れます。根魚だけでなくいろんな魚が口を使ってくれるので、ボウズ逃れの一手として本当におすすめです(ボウズ逃れのコツはこちら)。
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釣り方とコツ
釣り方はシンプルです。ワームを底まで落として、チョンチョンと軽く跳ね上げてはフォール(落とし込み)。これの繰り返しです。根魚は落ちてくるものに反応するので、フォール中のアタリがとても多いです。
僕がよく釣るのは朝マズメの時間帯。そして場所は地磯を歩き回るスタイルが多いです。ランガン(歩きながら探る)で、反応がなければどんどん移動します。根魚は居場所さえ当たれば連発することもあるので、1か所にこだわりすぎないのがコツです。
そしてもうひとつ。もし行けるなら、沖磯(渡船で渡る磯)は本当におすすめです。プレッシャーが低いので、行けば大体釣れてくれます。「渡船代がかかる」「準備が大変そう」と敷居を高く感じるかもしれませんが、実際に行ってみるとそんなにかしこまったものではありません。一度体験すると世界が変わるので、機会があればぜひ挑戦してみてください。
アタリがあったら、すかさずゴリ巻き。これが根魚釣りの鉄則です。根魚は掛かった瞬間に岩の奥へ潜ろうとします。もたもたすると根に張り付かれて、ラインを切られてしまいます。「掛けたら一気に浮かせる」を意識してください。
根がかりとの上手な付き合い方
初心者がいちばん不安なのが、根がかりだと思います。ここは僕の本音を正直に書きます。
根がかりを怖がりすぎると、根魚は釣れません。なぜなら、根魚は文字どおり“根”にいるからです。根を避けて安全な場所ばかり探っていると、肝心の魚がいる場所を攻められないのです。だから、ある程度は際どいところを攻める必要があります。
そう考えると、ルアーのロスト(根がかりで失うこと)はある程度は仕方ない、と割り切るのがいちばん気が楽です。もちろん、できればロストはしたくありません。だからこそ、「あ、根がかりしそうだな」という感覚を数をこなして掴んでいくことが大切です。
だから僕からのメッセージはこれです。いっぱいなくして、いっぱい釣りに行きましょう。失敗しながら覚えていくのが、この釣りの上達の早道です。楽しむのが一番。それを忘れずに通ってみてください。
なお、根がかり対策としては、先ほど紹介したフリーリグ+オフセットフックの組み合わせが最も効果的です。ここぞという根まわりでは、ぜひ試してみてください。
釣れたあとの注意|毒を持つ根魚もいる
最後に、安全のことを一つだけ。
根魚のなかには、ヒレに毒を持つ魚がいます。オニカサゴやハオコゼなどがその代表です。僕もオニカサゴを釣ったときは、現場でヒレを切ってから締めて、血抜きをして持ち帰りました(捌き方はオニカサゴの捌き方で紹介しています)。素手でうかつに触ると、刺されて痛い思いをします。
「どの魚が危ないのか」を知っておくだけで、事故はぐっと減らせます。危険な魚の見分け方と対処法は、こちらの記事にまとめているので、あわせて読んでみてください。
▶ 釣りで気をつけたい危険な魚|毒魚に刺されないために【初心者必読】
まとめ
ロックフィッシュの始め方を、もう一度おさらいします。
- ロッドはエギングロッドの流用でOK。本格派はパワーのあるロッド+ハイギアリール
- リグはまずジグヘッド、根がかりが多い場所はフリーリグ+オフセットフック
- ワームはグラスミノー・ロックマックス・ガルプあたりから。何種類か試すのが近道
- 釣り方はチョンチョン→フォール、アタリが出たらゴリ巻きで根に潜らせない
- 根がかりは怖がりすぎない。ロストも経験のうち。楽しむのが一番
夏の根魚は、身近な堤防でも狙えて、食べてもおいしい最高のターゲットです。まずは手持ちの道具で、近くの磯や堤防に出かけてみてください。1匹釣れたら、きっとハマりますよ。
それでは、よい釣りを。シオカゼでした🎣



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