地磯でマダイ・クエ・キジハタ|タモ忘れでチヌを2匹逃した日

釣行記

こんにちは、シオカゼです。

7月の3連休、その初日に地磯へ行ってきました。

結果はマダイ・クエ・キジハタの3魚種。堤防ではなかなか起きない組み合わせです。ただ同時に、チヌを2匹、足元で逃すという痛い失敗もやらかしました。原因ははっきりしています。タモを持っていかなかったからです。

この記事では、その日の釣果と、地磯で狙うべき場所、そして忘れてはいけない道具の話を書きます。

この日の結果|4匹キャッチ、2匹バラシ

  • マダイ 30cm弱 … キャスラバ(持ち帰り)
  • クエ 24cm … メタルジグ(リリース)
  • キジハタ 20cmちょっと×2匹 … ワーム(リリース)
  • チヌ 2匹 … 足元でバラシ

数だけ見れば派手ではありませんが、まったく違う魚が同じ磯から出たのがこの日の面白さでした。地磯は「何が食ってくるか分からない」場所だと、あらためて実感しました。

地磯でロッドを構えて釣りをするようす
牡蠣殻の付いた足場から、澄んだ水深のあるポイントを狙う。

マダイはキャスラバで|30cm弱

マダイはキャスラバ(キャスティングタイラバ)で釣れました。船のタイラバを、陸から投げて使うイメージの釣りです。着底直後にただ一定に巻くだけです。

サイズは30cm弱。数はいませんでしたが、地磯からマダイが出ると嬉しさが違います。この日唯一持ち帰った魚で、実家におすそ分けしました。

地磯でキャスラバで釣れた30cm弱のマダイ
キャスラバで釣れたマダイ。30cm弱でも、地磯から出ると嬉しさが違います。

夏の魚は足が早いので、持ち帰るなら氷締めと血抜きを現場で済ませておくのが安心です。

クエ24cm|メタルジグに食ってきた

青いメタルジグに食ってきたのが、クエの24cm。白と黒のまだら模様が特徴的な、高級魚として知られる魚です。

ダイソーのジグヘッドにVJ-16用のワームを取り付けています。

ただし24cmはまだ子どもサイズ。クエは大きくなるまでに何年もかかる魚なので、この日はリリースしました。何年か後に、誰かが大きくなったこの魚を釣り上げてくれたら嬉しいです。

キジハタは2匹|ワームで足元から

キジハタ(アコウ)が2匹。どちらも20cmちょっとのサイズでした。使ったのはジグヘッド+ワームで、1匹は緑系、もう1匹はピンク系のワームです。

グラスミノー系の緑ワームで釣れたキジハタ
緑系ワームで足元から。VJ-16
ピンクのワームで釣れたキジハタ
こちらはピンク系。カラーを変えながら探ると反応が出ました。ダイソージグヘッド+VJ-22用ワーム

キジハタも小型だったのでリリース。根魚の狙い方はロックフィッシュの始め方にまとめているので、あわせてどうぞ。

この日いちばんの後悔|タモを忘れてチヌを2匹逃した

ここからが本題です。

この日、チヌが2匹掛かりました。どちらも足元まで寄せて、あと少しというところまで来ていました。

でも、2匹とも獲れませんでした。理由はシンプルで、タモを持っていかなかったからです。

地磯は足場が高い場所が多く、水面まで距離があります。魚を抜き上げようとすると、その瞬間に魚の重さが一気にラインとフックに掛かります。チヌのような体高のある魚は特に、そこでフックが外れたり、身切れしたりします。

「今日は根魚がメインだから、抜き上げられるだろう」——そう思って車に置いてきたのが失敗でした。何が釣れるか分からないのが地磯の魅力だと書いたばかりですが、それは裏を返せば想定より大きい魚が来る可能性があるということです。

タモは、荷物の中でいちばん「使わないかもしれない」道具です。でも、必要になった瞬間に手元にないと、その日の一番の魚を逃します。次からは必ず持っていきます。

どんなタモを選べばいいかは、タモ網(ランディングネット)の選び方にまとめました。長さ・枠のサイズ・ジョイント・網の素材の4点だけ見れば選べます。

地磯の狙い目|ワンドの先端と駆け上がり

ワンドの先端

入り江(ワンド)の先端は、地磯での有力なポイントです。潮の流れが当たる場所なので、エサとなる小魚が集まりやすく、それを狙う魚も付きます。

ワンドの先端のポイント
ワンドの先端。潮が動く場所は一級ポイントです。

駆け上がり

もうひとつが駆け上がり。浅いところから急に深くなる、水中の傾斜のことです。この日クエとチヌが出たのは、まさにこの駆け上がりでした。

牡蠣殻の付いた岩の駆け上がり
牡蠣殻がびっしり付いた岩際。この下が急に深くなっています。

岩に牡蠣殻がびっしり付いているような場所は、その下が急に落ち込んでいることが多いです。水の色が変わっているところを目印に、そのキワを通してみてください。

地磯の潮だまりは「天然の生簀」|ただし酸欠に注意

地磯には、岩がえぐれてできた潮だまり(タイドプール)があります。これが便利で、釣った魚を一時的に活かしておく天然の生簀として使えます。

ちなみに夏は水温が上がって、ちょっとしたお風呂みたいな温度になります。

岩がえぐれてできた潮だまり(天然の生簀)
岩がえぐれてできた潮だまり。水が入れ替わる場所なら生簀に使えます。

ただし、ここには重要な注意点があります。

満ち引きで水が入れ替わらない潮だまりに魚を入れると、酸欠ですぐに死にます。

完全に孤立した潮だまりは、水温も上がりやすく、酸素もどんどん減っていきます。生簀として使うなら、潮が動いたときに海と繋がって水が入れ替わる場所かどうかを、先に確認してください。せっかくキープした魚を無駄にしないためのポイントです。

よくある質問(Q&A)

Q. 地磯には何を持っていけばいいですか?

A. この日の反省をふまえて言うなら、タモは絶対に持っていってください。あとは滑らない靴(フェルトスパイク)とライフジャケットが必須です。装備の詳細は釣りの服装と安全装備にまとめています。

Q. 小さい魚はリリースしたほうがいいですか?

A. 食べる分だけ持ち帰り、小型はリリースするのが基本だと思っています。この日もクエ24cmとキジハタ20cmちょっとは全部戻して、マダイだけ持ち帰りました。とくにクエは大きくなるのに時間がかかる魚なので、小さいうちは逃がしてあげたいところです。

Q. 地磯は危なくないですか?

A. 正直に言えば、堤防より危険です。足場は濡れていて滑りますし、波を直接かぶる場所もあります。単独で無理をしない、装備を省略しない——これだけは守ってください。初めて行くなら、経験者と一緒が安心です。

Q. なぜ抜き上げるとバレるのですか?

A. 水中では浮力で軽くなっている魚の重さが、水面から持ち上げた瞬間にそのままフックとラインに掛かるからです。とくに口周りが柔らかい魚や、体高があって重い魚は、この瞬間に身切れしやすくなります。

まとめ|地磯は面白い。ただしタモは持て

  • マダイ(キャスラバ)・クエ・キジハタ2匹。地磯は魚種が読めないのが面白い
  • 狙い目はワンドの先端駆け上がり。クエとチヌは駆け上がりで出た
  • タモを忘れてチヌを2匹バラした。足場が高い地磯で抜き上げは危険
  • 潮だまりは天然の生簀。ただし水が入れ替わらない場所は酸欠で魚が死ぬ

「今日は小さい魚しか釣れないだろう」という予想は、だいたい外れます。地磯はそういう場所です。次は必ずタモを持って、あのチヌをちゃんと獲りに行きます。

それでは、よい釣りを。シオカゼでした🎣

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