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こんにちは、シオカゼです。
根魚を釣っていると、必ずぶつかる壁があります。「これ、何ハタだ?」
ハタの仲間は種類が多いうえに、模様が似ています。とくにキジハタとオオモンハタは、写真だけ見ると本当によく似ています。
この記事では、僕が実際に釣ったハタを並べて、どこを見れば区別できるのかを書きます。あわせて、それぞれの味の違いにも触れます。
そもそもハタってどんな魚?
ハタはスズキ目ハタ科の魚で、岩場や根に着いて暮らす根魚です。日本だけで100種以上いると言われています。
共通しているのはこんな特徴です。
- 口が大きい。獲物を丸ごと吸い込む
- 体に厚みがある。ずんぐりした体型
- 岩の隙間や根の周りにいる
- 高級魚として扱われるものが多い
そしてどれも美味しい。これがハタ類の一番の魅力だと思っています。値段や味の比較はハタは高級魚?値段と味をハタ類・クエ・カサゴと比べてみたにまとめました。
見分けるときに、まず見る場所
種類ごとの説明に入る前に、どこを見るかを先に押さえておくと迷いません。僕が見ているのはこの3つです。
- ①模様のタイプ… 丸い斑点か/網目状か/横縞か
- ②黒い斑(はん)があるか… とくに背ビレの後ろあたり
- ③尾ビレの後ろ側の色… 白いフチが出るか
この3つを順に見るだけで、堤防や地磯で釣れるハタはだいたい区別できます。
キジハタ(アコウ)|背ビレの後ろに黒い斑
関西ではアコウと呼ばれる、ハタの中でも人気の高い魚です。
- 模様:赤褐色の体にオレンジ色の丸い斑点が全体に散る
- 決め手:背ビレの後ろのほうに、大きな黒い斑が入る
- 尾ビレ:白いフチは出ない
この黒い斑が、いちばん分かりやすい目印です。ここさえ確認すればキジハタと判断できます。

味はオールラウンド。生でも火を通しても美味しく、どう料理してもハズレがありません。
オオモンハタ|網目模様と、尾ビレの白いフチ
キジハタと混同されやすいのがこれです。パッと見の色味が近いので、写真だけで判断すると取り違えます。
- 模様:角ばった斑が並んで、網目状に見える
- 決め手:尾ビレの後ろ側に白いフチが出る
- 黒い斑:キジハタのようなはっきりした黒斑はない
キジハタの斑点が丸くバラバラなのに対して、オオモンハタは角ばった斑が規則的に並ぶので網目に見えます。迷ったら尾ビレを見てください。白いフチがあればオオモンハタです。

味はキジハタとアカハタのちょうど中間。煮汁が染みやすいのが特徴です。刺身にするなら寝かせると化けます。詳しくはオオモンハタの刺身|寄生虫の注意点と、1週間熟成が絶品だった話に書きました。
アオハタ|白い横縞に、黄色い点が並ぶ
これは一目で分かります。他のハタと模様のタイプがまったく違うからです。
- 模様:茶色の地に白い横縞が入る
- 決め手:その白い縞に沿って、黄色い点が並ぶ
- 斑点タイプではなく縞タイプ
キジハタやオオモンハタが「斑点・網目」なのに対して、アオハタは横縞。ここを覚えておけば混同しません。

お盆の釣行では3匹釣れました。そのときの様子は【佐賀・長崎】お盆の釣行3回まとめに写真付きで載せています。
アカハタ|赤い体に、うっすら横帯
- 模様:全体的に赤〜オレンジが強い
- 体側にうっすらと横帯が見えることがある
- 名前のとおり「赤い」印象がいちばん強い
味は他のハタに比べて淡白で上品です。刺身でガツンとくるタイプではなく、煮付けにすると本領を発揮すると感じています。
クエ|別格。子どもでも味が違う
ハタ類の頂点がクエです。

10年ほど前、35cmくらいのクエの子を釣って食べたことがあります。感想は一言、別格でした。他の根魚とは明らかに違う上品さで、「さすが頂点」と素直に思いました。
小型なら根魚狙いで混じることがあります。ただし成長が遅い魚なので、小さいものはリリースをおすすめします。
見分け方のまとめ|この順に見れば分かる
- 白い横縞がある → アオハタ
- 背ビレの後ろに大きな黒い斑 → キジハタ
- 尾ビレの後ろに白いフチ+網目模様 → オオモンハタ
- 全体が赤い → アカハタ
迷ったときは「縞か、斑点か」→「黒い斑があるか」→「尾ビレの白いフチ」の順に見てください。この3ステップで、堤防や地磯で釣れるハタはほぼ判別できます。
種類が分かったら、次に気になるのが寄生虫だと思います。ハタ類には皮と身の間に黒い粒がだいたい入っていますが、これは無害です。釣った魚の寄生虫|黒い粒は無害、白い糸は要注意に写真つきでまとめました。
⚠️ 自信がないときは、無理に判断しない
最後に大事なことを書きます。
僕自身は背ビレの後ろの黒い斑を必ず確認するようにしています。ここを見れば、キジハタかどうかはすぐ分かるからです。逆に言うと、そこを見ずに色味だけで判断すると危ういということでもあります。
とくに気をつけたいのが、根魚には毒を持つ種類が混じることです。ハタだと思って掴んだらオニカサゴやハオコゼだった、ということが起こり得ます。

見慣れない魚は素手で掴まない。これだけは徹底してください。危険な魚については釣りで注意したい危険な魚|毒・歯・トゲの見分け方と対処法にまとめています。
見分けたあとは、その魚のことも知りたくなると思います。オオモンハタについてはオオモンハタとは?特徴・釣り方・食べ方に、釣り方から食べ方までまとめました。
まとめ|ハタは、見分けられると面白くなる
- ハタは種類が多いが、模様のタイプ・黒い斑・尾ビレの3点で見分けられる
- アオハタ=白い横縞/キジハタ=背ビレ後ろの黒斑
- オオモンハタ=網目模様+尾ビレの白フチ/アカハタ=全体が赤い
- クエは別格。小型はリリースを
- 自信がないときは素手で掴まない
種類が分かるようになると、釣りが一段面白くなります。「今日はキジハタが出た」「これはアオハタだ」と分かるだけで、同じ1匹の価値が変わってきます。
根魚の狙い方そのものはロックフィッシュの始め方|夏に狙う根魚の道具と釣り方にまとめています。
それでは、よい釣りを。シオカゼでした🎣



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