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こんにちは、シオカゼです。
PEラインを使うとき、多くの人が最初に思うことがあります。「リーダーを結ぶの、面倒くさい」です。
僕もそう思っていました。だからある日、面倒になってPEをそのままルアーに直結したことがあります。
結果は、一発で根に切られました。
この記事では、なぜPEにリーダーが必要なのかを、理屈と実際にあった場面から書きます。結び方は書きません。そこはPEとリーダーの結び方にまとめてあるので、そちらへどうぞ。
理由①|PEは擦れにものすごく弱い
これが最大の理由です。
PEラインは引っ張る力にはめっぽう強いのに、横から擦られるのには驚くほど弱いという性質があります。細い糸を編んで作られているので、一本でも傷つくとそこから一気に崩れます。
だから、こういう場面で切れます。
- 海底の岩やテトラに触れたとき
- 魚が根に潜ったとき
- 魚の歯やエラ蓋に当たったとき
- ファイト中に魚が突っ込んで、ラインが底を擦ったとき
リーダーは、この擦れる部分を身代わりで受けるためのものです。だから先端の1〜2ヒロだけ、擦れに強い糸に変えておく。それだけの話です。
実際に「助かった」と思った場面
僕がリーダーのありがたみを感じたのは、この3つです。
- 根掛かりしたとき|外そうと引っ張っても、PE本線ではなくリーダー側で切れてくれる
- ロックフィッシュが根に潜ったとき|岩の中に入られても、リーダーが持ちこたえてくれる
- 青物やマダイとのファイト後|上げてみたらリーダーがボロボロになっていた
3つ目がいちばん分かりやすいです。あのボロボロは、本来ならPEが受けていた傷です。直結していたら、そこで終わっていました。
歯の鋭い魚だとさらに露骨です。タチウオなんかはリーダーごと切ってきます(その話は堤防のタチウオはメタルジグで釣れたに書きました)。
理由②|PEはほとんど伸びない
PEラインは伸びがほぼゼロです。これは感度が良いというメリットの裏返しでもあります。
伸びないということは、衝撃をどこにも逃がせないということです。合わせた瞬間、魚が急に突っ込んだ瞬間、その力がまっすぐ結び目と魚の口にかかります。
ナイロンやフロロのリーダーを挟むと、そこがクッションになります。バラシが減るのも、切れにくくなるのも、この伸びのおかげです。
理由③|PEは滑るので、直結だと結び目が抜ける
PEはコシがなくて表面がツルツルしています。そのままルアーやスナップに結ぶと、締めても結び目がすっぽ抜けることがあります。
リーダーに使うフロロやナイロンは、単線でハリがあるぶん結び目がしっかり止まります。「結べる糸」に変換するため、という言い方もできます。
号数の決め方|僕は「PEより少し弱い」リーダーを選んでいます
ここが人によって意見が分かれるところです。僕はPEラインより少しだけ強度の弱いリーダーを組むようにしています。
理由は「切れる場所を自分で決めておく」ためです。
どこかで切れるなら、切れてほしいのはリーダー側です。リーダーが切れれば、失うのはルアーとリーダー1ヒロだけ。でもPE本線が切れると、ラインシステムごと、しかも道糸を何十メートルも失います。リールに巻いた高いPEが一気に減るわけです。
狙う魚と場所で、だいたいこう決めています。
| 釣り | PEライン | リーダー |
|---|---|---|
| エギング | PE 0.6号(約12ポンド) | フロロ2号(約8ポンド) |
| ロックフィッシュ | PE 1号(約20ポンド) | 18ポンド |
| シーバス | PE 1.2号(約24ポンド) | 22ポンド |
| ライトショアジギング | PE 2号(約35ポンド) | 30ポンド |
| 沖磯の大物狙い | PE 5号(約80ポンド) | 80ポンド以上 |
カッコ内のPEの強度は、8本編みでのおおよその目安です。メーカーや製品でけっこう差があるので、正確な数字はパッケージを見てください。
こうして並べると分かりやすいと思います。リーダーのほうが、PEより少しだけ低い数字になっています。
ひとつだけ例外があって、沖磯の大物狙いだけはPEとほぼ同等です。ここだけは強度を落としていません。
ポンド表記に慣れないうちは、フロロなら1号=およそ4ポンドが目安です。18ポンドなら4〜5号くらい、というイメージで大きく外れません。
数字そのものより、使っているPEとの組み合わせで決めるという考え方のほうが大事です。
ちなみに30ポンドのリーダーは、最近こういうものを買いました。まだ実戦では使っていませんので「おすすめです」とは言えませんが、魚から見えにくいというピンク色のフロロで、期待しています。使ってみたら、あらためて感想を書きます。
交換のタイミング|正直、傷むまで使っています
教科書的には「釣行ごとに結び直す」が正解だと思います。
ただ正直に書くと、僕は傷んだら替える派です。もったいなくて、傷むまで使ってしまいます。
その代わり、指で触って確認するのは癖にしています。リーダーを指で挟んでスーッと滑らせて、ザラつきやささくれがあれば結び直し。ツルッとしていればそのまま。これだけで、いきなり切れることはかなり減ります。
特に、根掛かりを外した後と、いい魚を上げた後は必ず触ってください。その2回が、いちばん傷んでいます。
正直に|今でも直結することはあります
ここまで書いておいてなんですが、僕は今でも直結することがあります。
根やテトラを狙わずに、表層をちょっと引くだけ。時間も30分だけ。そういう軽く投げるだけの釣りのときは、リーダーを組まずに済ませることがあります。
だから「絶対にダメ」とは言いません。ただし、根を狙うなら必ず組んでください。冒頭に書いたとおり、僕はそれをサボって一発で持っていかれました。
参考|僕が使っているPEとリーダー
エギングで使っているのはこの組み合わせです。他の釣りではもっと太いリーダーを使いますが、考え方は同じです。
PEラインはこれを使っています。10mごとに色が変わるので、どれだけ糸が出たかが目で分かります。
ちなみにPEラインは4本編みや8本編み、12本編みなどあります。数が多い方が滑らかでキャストや回収時に糸鳴りしにくくなるのでストレスフリーになります。
リーダーはフロロの2号です。エギングならこれで足ります。
ライン選びそのものはエギングのラインの選び方にまとめています。
まとめ
- PEは擦れに極端に弱い。リーダーは身代わりで擦れを受ける役
- PEは伸びない。リーダーが衝撃のクッションになる
- PEは滑る。直結だと結び目が抜けることがある
- リーダーはPEより少し弱めに。切れる場所を自分で決めておく
- 根掛かりの後といい魚の後は、指で触って確認する
- 軽く投げるだけなら直結もアリ。ただし根を狙うなら必ず組む
納得できたら、あとは結ぶだけです。不器用でもできる結び方を簡単!PEラインとリーダーの結び方|写真で解説する3つのノットに写真つきでまとめてあります。
根掛かりそのものを減らしたい人は根掛かりの回避法と外し方もどうぞ。
それでは、よい釣りを。シオカゼでした🎣





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