メタルジグにラバースカートを付ける自作「メタラバ」|10秒・280円でマダイが釣れた

メタルジグにタイラバ用のラバースカートを付けた自作メタラバ シーバス・ショアジギング

釣具屋を何軒かまわっても、キャスラバ(ショアラバ)が見つかりませんでした。

それなら作ってしまおうと思って、手持ちのメタルジグにタイラバ用のラバースカートを取り付けてみました。かかった時間は10秒。追加でかかったお金は280円です。

そして、そのまま釣りに行ったら、マダイが釣れました。

この記事では、その「メタラバ」の作り方と、実際に使ってみて感じた良かった点・イマイチだった点を、正直に書いていきます。

きっかけ|キャスラバが釣具屋で見つからなかった

陸からマダイを狙うルアーに、キャスラバというものがあります。船のタイラバを、岸から投げられるようにしたものです。

ところが、長崎の釣具屋さんではこれがなかなか売っていません。僕が見つけられていないだけかもしれませんが、青物用のメタルジグはあれだけ並んでいるのに、キャスラバのコーナーは見当たらないのです。

ネットで買えばいい話ではあります。でも、その日の釣行には間に合いません。

そこで思いついたのが、メタルジグにラバースカートを足すという方法でした。タイラバがマダイに効くのは、あのヒラヒラしたスカートとネクタイの部分です。だったらジグに付ければいいんじゃないか、と。

用意したもの|ジグ1個と、半額のラバースカート

今回使ったのは、この2つだけです。

使ったもの内容
メタルジグアブガルシア ソルティーステージ ショアスキッドジグ 30g
ラバースカートタイラバの交換用パーツ。2個入りが半額で280円

使ったジグはこれです。ショアジギングでよく投げている30gのメタルジグです。フックが標準で付いているので、買ってすぐ使えます。

ラバースカートは、メーカーにこだわっていません。釣具屋で半額安売りされていたものを、そのまま買いました。2個入って280円なので、1個あたり140円です。

僕が買ったのは名前も覚えていない安売り品ですが、探すときは「タイラバ スカートユニット」で検索すると出てきます。たとえば、こういうパーツです。

これは僕が使ったものより上等な品だと思います。ただ、形と役割は同じなので、イメージの参考にしてください。安いものでも十分に泳ぎます。

ジグの重さを30gにしたのは、僕がショアラバをやるときの基準がだいたい30g前後だからです。この重さの理由はショアラバ(キャスラバ)で真鯛を狙うの記事に書いています。

作り方|リアフックに付けるだけ。10秒で終わります

作り方と呼べるほどのものではありません。

  1. ジグのリア(後ろ側)のフックに、ラバースカートを通す
  2. 以上です

本当にこれだけで、実際に10秒もかかりません。プライヤーがあればでき、ラインを結び直す必要もありません。

できあがりがこれです。

メタルジグのリアフックにタイラバ用のラバースカートを取り付けた自作のメタラバ
ジグのリアにスカートを通しただけ。これで完成です

なぜフロントではなく、リアなのか

僕はリアに付けました。理由は単純で、スカートが後ろでなびいた方が、泳いでいる姿に近く見えるからです。

タイラバも、ヘッドが前でスカートが後ろに流れる形になっています。それと同じ並びにしたかった、という感覚的な理由です。

釣れたのか|マダイとエソが釣れました

結果から言うと、マダイが釣れました。25cm前後の、小ぶりなサイズです。

自作のメタラバで釣れた25cm前後のマダイ
このメタラバで釣れたマダイ。25cm前後でした

あとはエソです。釣れたのは、この2種類だけでした。

このマダイは、ウロコを取らずに塩焼きにしました。25cmくらいなら、内臓を出すだけで食べられます。

使ってみて良かった点|波動が大きい

いちばん感じたのは、アクションが大きくなることです。

ラバースカートが水を受けるので、ただ巻きしているだけでもジグ単体より明らかに水を押します。手元にも「ブルブル」というより「ゴワゴワ」した重さが伝わってきます。

アピール力が上がるというのはこういうことなんだな、と使いながら思いました。濁りが入っているときや、朝マズメの暗い時間帯には効きそうです。

イマイチだった点|スレやすい、バランスが怪しい

良いところばかりではありません。気になった点も書いておきます。

① 長く使うとスレやすい

アピールが強いということは、裏を返すと魚が慣れるのも早いということです。

同じ場所で投げ続けていると、反応が落ちてくる感覚がありました。ずっとこれ1個で通すより、反応が鈍ったらジグ単体に戻す、という使い分けの方が良さそうです。

② バランスが悪いかもしれない

ジグは、その重さと形で泳ぐように設計されています。そこに後付けでスカートを足しているので、メーカーが想定した動きからはズレているはずです。

実際、フォールのときの落ち方が本来とは違う気がしました。ショアスキッドジグは、沈むときに左右にヒラヒラ揺れるのが売りのジグです。その揺れが、スカートの抵抗で少し抑えられているように感じます。

これが釣果にプラスなのかマイナスなのかは、正直まだ分かりません。

付け替えるなら、プライヤーがあると早い

ラバースカートは消耗品です。さっき書いたとおりスレやすいですし、根掛かりを外したり魚を釣ったりすれば、当然いたんできます。

ジグのフックはスプリットリングで留まっていて、これは指では開きません。

そこで使うのが、プライヤーの先端にある飛び出した部分です。リングの隙間に差し込んで、こじ開けるように使います。これがあるかないかで、フック交換の速さがまったく違います。

僕が使っているのはこれです。

アルミ製で錆びにくく、落下防止のロープが付いています。プライヤーの選び方は釣り用プライヤーのおすすめに、安く済ませる選択肢も含めてまとめました。

メタラバを作るだけなら要りませんが、ジグを触る釣りをするなら、どのみち1本は必要になります。針を飲まれた魚から針を外すときにも、これがないと詰みます。

⚠️ 正直に書いておくと、まだ1回しか使っていません

ここまで良い点と悪い点を書いてきましたが、大事なことをひとつ。

この組み合わせで釣りをしたのは、まだ1回の釣行だけです。

ですので「これを付ければ釣れます」と言い切ることはできません。マダイが釣れたのはたまたまかもしれないし、スカートがなくても釣れていたのかもしれません。

それでも紹介したいと思ったのは、280円で、10秒で試せるからです。効果がなくても、失うものがほとんどありません。

今後も使い続けて、分かったことがあればこの記事に追記していきます。

市販のキャスラバとの違い

市販のキャスラバも持っていて、そちらも使っています。両方を触ってみて感じた違いを表にしました。

市販のキャスラバ自作メタラバ
手に入りやすさ店に置いていないことがあるジグとスカートは大抵ある
飛距離ヘッドが丸く、風に弱いジグ形状なので飛ぶ
動きの安定感設計どおりで安定後付けなので読めない
アピールの強さネクタイ+スカートで強いスカートのみ。でも十分大きい
コスト1個1,000円前後スカート代140円を足すだけ

どちらが上、という話ではありません。すでにジグを持っている人が、追加140円で試せるのがメタラバの良さだと思っています。

使い方|ただ巻きです

難しい操作は要りません。投げて、沈めて、ただ巻くだけです。

ひとつだけ気をつけているのは、着底したらすぐ巻き出すことです。底で止めておくと根掛かりしますし、フォール中に寄ってきたマダイが、止まった瞬間に見切って離れてしまいます。

巻く速さやアタリの取り方は、ショアラバ(キャスラバ)で真鯛を狙うの記事で詳しく書いています。合わせて読んでみてください。

ラインとリーダーは、僕はショアラバでもライトショアジギングと同じ組み合わせにしています。号数の決め方はPEラインにリーダーは必要?にまとめました。

ジグそのものの選び方はメタルジグの選び方に書いています。

まとめ

  • キャスラバが売っていなかったので、ジグにタイラバのラバースカートを足した
  • 使ったのはショアスキッドジグ30gと、2個280円のスカート
  • 付け方はリアフックに通すだけ。10秒
  • 実際にマダイ(25cm前後)とエソが釣れた
  • 良い点は波動が大きくアピールすること
  • 悪い点はスレやすいことと、ジグ本来のバランスが崩れること
  • ただしまだ1回の釣行のみ。効果は検証中

ジグは持っているけどマダイを狙ったことがない、という人にはちょうどいい入り口だと思います。140円なので、ダメでも笑って済ませられます。

僕もこれから使い込んで、釣れるコスパもタイパもいいルアーを探し続けます。何か分かったら、また書きます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました